ケイ酸カルシウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 07:57 UTC 版)
ケイ酸カルシウム(英語:Calcium silicate)とは、ケイ酸塩類の一種であり、酸化カルシウム、二酸化ケイ素、水などが様々な割合で結合した組成物の総称である[3]。略称としてケイカルなどが知られる。石灰石と珪藻土などから得られ、健康に害は見られないため食品添加物として認められている。低仮比重で、吸湿性に優れる。肥料などに使われるほか、防火性にも優れ、煉瓦や断熱材、屋根瓦としても使われる。
- ^ a b c NIOSH Pocket Guide to Chemical Hazards 0094
- ^ a b Zumdahl, Steven S. (2009). Chemical Principles 6th Ed.. Houghton Mifflin Company. p. A21. ISBN 0-618-94690-X
- ^ a b 参考資料 4 分科会 幸 告品目 (食品添加物関係)(厚生労働省)
- ^ Ca2SiO4のβ→γ転移に及ぼす熱履歴の影響
- ^ 目で見るアスベスト建材(第2版)(国土交通省)
- ^ ケイ酸で気象に影響されない土づくりを!! ( JA魚沼みなみ)
- ^ 籾がら焼却灰は市販のケイ酸資材と同等のイネいもち病発病抑制効果を有する(農業・食品産業技術総合研究機構)
- ^ 島根型養液栽培におけるケイ酸質肥料によるイチゴのうどんこ病発生抑制効果(島根県農業技術センター)
- 1 ケイ酸カルシウムとは
- 2 ケイ酸カルシウムの概要
- 3 化学組成例
- 4 用途
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