クスクス科とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クスクス科の意味・解説 

クスクス科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 01:57 UTC 版)

クスクス科(クスクスか、:Phalangeridae)は、双前歯目に分類される科。

クスクス科
ハイイロクスクス Phalanger orientalis
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 双前歯目 Diprotodontia
亜目 : Phalangeriformes
上科 : Phalangeroidea
: クスクス科 Phalangeridae
学名
Phalangeridae Thomas, 1888[1]
和名
クスクス科[2]
亜科・属

分布

インドネシアオーストラリア、ニューギニア[2]

形態

クロフクスクスで体長70センチメートル、尾長50センチメートル、体重5キログラム[2]。クロクスクスで体長34センチメートル、尾長30センチメートルと広義の有袋類では比較的大型種で形成される[2]。胴体は体毛で密に被われる。尾には体毛で被われない裸出部がある[2]

前肢の指には木に登るのに適した鉤状の爪が生える[2]。後肢第1趾には爪がなく、他の指と対向させることができ枝を掴むのに適している[2]盲腸は植物の葉を消化するため長い[2]

育児嚢は前方に開口する[2]

分類

以下の分類・英名はMSW3(Groves, 2005)、属和名は川道・小野(1992)・小原(2000)に従う[1][3]

生態

多雨林・疎林・ユーカリ林などに生息する[2]。主に樹上棲だが、セスジクスクスは半地表棲[2]。群れは形成せず単独で生活する[2]。臭腺や糞尿による臭いをつけたり、他の個体と遭遇した時は鳴き声を挙げたり時には争うことで自分の存在を知らせたり巣穴を防衛する[2]

主に木の葉を食べるが、果実樹皮、卵、無脊椎動物なども食べる[2]

人間との関係

森林伐採による生息地の破壊、食用の狩猟などにより生息数が減少している種もいる[4]

画像

関連項目

参考文献

  1. ^ a b Colin P. Groves, "Phalangeridae". Mammal Species of the World, (3rd ed.), Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, pp. 45-50.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n Christopher R. Dickman 「クスクス, フクロギツネ」『動物大百科 6 有袋類ほか』今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編、平凡社1986年、126-131頁。
  3. ^ 阿部永・小野勇一編著 「有袋目(フクロネズミ目)の分類表2」『動物たちの地球38 哺乳類I 2 カンガルー・コアラほか』、朝日新聞社1992年、64頁。
  4. ^ a b c d 小原秀雄 「テレフォミンクスクス」「キヌゲクスクス」「クロフクスクス」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、139-140頁。
  5. ^ 小原秀雄 「オビクスクス」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社2000年、114頁。

「クスクス科」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クスクス科」の関連用語

クスクス科のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クスクス科のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクスクス科 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS