キーストーン種
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キーストーン種(キーストーンしゅ、英: Keystone species)または中枢種(ちゅうすうしゅ)とは、生態系において比較的少ない生物量でありながらも、生態系へ大きな影響を与える生物種を指す生態学用語。生態学者のロバート・トリート・ペインによって提唱された概念。生態系へ大きな影響を与える生物種であっても、生物量が多い優占種は、キーストーン種とはみなされない。
- ^ Estes, James A.; Burdin, Alexander; Doak, Daniel F. (2016). “Sea otters, kelp forests, and the extinction of Steller's sea cow”. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 113 (4): 880-885. Bibcode: 2016PNAS..113..880E. doi:10.1073/pnas.1502552112. PMC 4743786. PMID 26504217 .
- 1 キーストーン種とは
- 2 キーストーン種の概要
- 3 参考文献
キーストーン捕食者
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「キーストーン種」の記事における「キーストーン捕食者」の解説
キーストーン種は捕食行動を通して生態系に影響を与えることが多く、このようなキーストーン種をキーストーン捕食者 (keystone predator) と呼び、その捕食をキーストーン捕食 (keystone predation) と呼ぶ。キーストーン捕食者は、オオカミのように食物連鎖における上位の捕食者であることも多いが、下位の捕食者であることも少なくない。
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