JR東日本キハE200形気動車
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キハE200形気動車(キハE200がたきどうしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般形気動車。
注釈
- ^ 車体構造の側構体の縦方向の骨組みである柱に、上部にある幕板の補強と屋根構体の横方向の骨組みである垂木の位置を合わせて結合強度を向上させることにより、車両の構体にリング構造を多数設けることで、衝撃荷重を受けた際の構造の変形量抑制を図っている。
- ^ 詳しく解説すると、主変換装置内はコンバータ部とVVVFインバータ部に分かれており、その間に主回路用蓄電池が接続されている。力行時はDM113形交流発電機からの三相交流の電力をコンバータで直流の電力に変換した後に主回路用蓄電池からの直流の電力を加えてVVVFインバータで三相交流に変換して誘導電動機を駆動させ、制動時は、誘導電動機からの三相交流をVVVFインバータで直流の電力に変換した後に主回路用蓄電池に充電される仕組みとなっている。また、補助電源装置の静止形インバータ(SIV)へ送る電力は、停止時や低加速での力行時では主回路用蓄電池から、中高速時での力行時には主回路用蓄電池からの電力の他に発電機からの電力の一部が送られる、制動時は回生ブレーキにより発生した電力が主回路用蓄電池に充電するために送られる際にその一部が送られる。
出典
- ^ a b c 『鉄道ファン』通巻555号 p.78
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『鉄道ファン』通巻555号 p.83
- ^ a b c 「JR東日本 キハE200形ハイブリッド車両」『車両技術』第234号、日本鉄道車輌工業会、2007年9月。
- ^ a b c d e f 『鉄道ファン』通巻555号 p.81
- ^ 徳山和男、嶋田基巳、寺澤清、金子貴志「環境負荷を低減するハイブリッド駆動システムの実用化」(PDF)『日立評論』第89巻第11号、日立評論社、2007年11月、830 - 833頁、ISSN 03675874。
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻555号 p.79
- ^ 『鉄道ファン』通巻555号 p.82
- ^ 「JR東日本 HB-300系リゾートトレイン用ハイブリッド車両」『車両技術』第240号、日本鉄道車輌工業会、2010年9月。
- ^ 坂本大輔「HB-E300+キハE200,小海線で試運転」『railf.jp 鉄道ニュース』交友社、2010年7月17日。2022年1月18日閲覧。
- ^ a b c d 『鉄道ファン』通巻555号 p.80
- ^ 『鉄道ファン』通巻567号 別冊付録 p.36
- ^ “フリーダムな「ハイぶりっ子ちゃん」ポイントは非公認?連結も”. 乗りものニュース (メディア・ヴァーグ). (2016年10月16日) 2017年11月11日閲覧。
- ^ 『ハイブリッドシステムを搭載した新型リゾートトレインを導入!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2009年2月3日 。2022年1月18日閲覧。
- ^ 『通勤形車両の新造計画について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年7月2日 。2022年1月18日閲覧。
- ^ “小海線のハイぶりっ子です 非公認キャラ、佐久の有志作成”. 信濃毎日新聞. (2014年3月29日) 2017年11月11日閲覧。
- ^ “佐久で初のハイぶりっ子ちゃんの応援イベント”. 信濃毎日新聞. (2016年9月22日) 2017年11月11日閲覧。
[続きの解説]
「JR東日本キハE200形気動車」の続きの解説一覧
- 1 JR東日本キハE200形気動車とは
- 2 JR東日本キハE200形気動車の概要
- 3 概要
- 4 運用
- 5 関連項目
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