カボタージュとは? わかりやすく解説

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カボタージュ【cabotage】

読み方:かぼたーじゅ

他国国内地点間、または海外領土間を運送すること。シカゴ条約により、各国外国航空機対しこの運送禁止することができると定められている。


カボタージュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/05 04:44 UTC 版)

(海運)カボタージュ英語: Cabotage)とは、同一国内の港間の沿岸輸送(内航海運)を意味する[1][2]。同一国内の二つの空港の間の運輸のことを特に指すときは、エア・カボタージュまたは航空カボタージュと呼ばれる[1][2]


注釈

  1. ^ そのため、近隣の釜山港韓国)や、基隆港台湾)に寄港することで、この規制を回避している。

出典

  1. ^ a b 用語集”. 国土交通省海事局. 2022年6月11日閲覧。
  2. ^ a b "カボタージュ". 世界大百科事典 第2版. コトバンクより2022年6月11日閲覧
  3. ^ a b c カボタージュ制度の堅持”. 日本内航海運組合総連合会. 2021年1月3日閲覧。
  4. ^ 石田, 信博 (2013). “カボタージュ規制と内航海運業”. 経済学雑誌 (大阪市立大学経済学会) 114 (3): 148-159. https://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/il/meta_pub/G0000438repository_KJ00009131539. 
  5. ^ 若勢敏美 (2016年6月12日). “日本の代表的客船「飛鳥」3代目登場か しかし多い課題、頓挫の可能性も”. 乗りものニュース. 2022年6月11日閲覧。
  6. ^ 内航総連・栗林会長、カボタージュ規制堅持を。外国籍客船、国内運航 特措要望に”. 日本海事新聞 電子版 (2020年12月11日). 2021年8月5日閲覧。
  7. ^ 海員組合、外国籍旅客船の国内運航 特例措置「断固反対」”. 日本海事新聞 電子版 (2021年3月15日). 2021年8月5日閲覧。
  8. ^ JR九州系の新型高速船、国内で周遊運航 国交省が許可”. 日本経済新聞 (2021年3月11日). 2021年8月5日閲覧。


「カボタージュ」の続きの解説一覧

カボタージュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:53 UTC 版)

空の自由」の記事における「カボタージュ」の解説

カボタージュとは、同じ国の2つ地点間で多国籍船舶航空機運航することを規制する規則である。端的に言えば沿岸水域での貿易または航海、あるいはその領空内で航空機運航する国の独占的権利」である。

※この「カボタージュ」の解説は、「空の自由」の解説の一部です。
「カボタージュ」を含む「空の自由」の記事については、「空の自由」の概要を参照ください。


カボタージュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:37 UTC 版)

「船」の記事における「カボタージュ」の解説

「カボタージュ」と呼ばれる規制によって、国内港間の輸送を行う船は自国籍の船でなければならない、として、(便宜置籍船含めて外国籍船を排除し国内海運会社国内業界保護している国がいくつもある。日本そのような国々のひとつである。

※この「カボタージュ」の解説は、「船」の解説の一部です。
「カボタージュ」を含む「船」の記事については、「船」の概要を参照ください。

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