マレブランケ
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マレブランケ(Malebranche マーレブランケ)は、ダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』地獄篇第二十一歌から第二十三歌に登場する、地獄界の第八圏、第五の嚢(Malebolge マーレボルジェ、マルボルジェ)で亡者達を罰する12人の悪魔(鬼)の総称。その名は「悪の爪」を意味し、マラコーダが統率する。
- 1 マレブランケとは
- 2 マレブランケの概要
- 3 参考文献
カニャッツォ(Cagnazzo)
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「マレブランケ」の記事における「カニャッツォ(Cagnazzo)」の解説
その名は「犬のようなひしゃげた顔をした者」を意味する。マレブランケの一人に捕らえたナバラの男が、「瀝青の池の中にイタリア人はいないか」という詩人ウェルギリウスの問いに対して、「マレブランケ達が自分を解放してくれたら池からイタリア人を呼び出す」と約束する。この時カニャッツォは、チアンポロの言葉を「こいつが池の中に逃げ込む為の口実だ」とはねつける。
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