エワルド球とは? わかりやすく解説

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エワルド球

【英】:Ewald sphere

ある逆格子点から、試料結晶対す入射波の方向沿って入射波の波長逆数1/λの距離にある点を中心として画いた半径1/λの球のこと。はブラッグ反射起こり方を、逆空間における入射波と逆格子点の関係を使って説明するのに用いられるの上乗っている逆格子点は全てブラッグ条件満たす入射波が高速電子(100〜200keV)の場合、の半径逆格子点の間隔比べて非常に大きくなり、を平面近似できるので、と逆格子点との断面として現れる反射指数付けX線回折場合比べて容易にできる。

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エワルド球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/02 21:24 UTC 版)

エワルド球とは、結晶による波動(X線電子線中性子)の回折を、逆格子空間上で幾何学的に理解するために導入された図形のこと。




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