地盤大辞典 |
X線回折
別名 :XRD
【英】 X-ray diffraction
X線は波長の短い電磁波で回折現象をおこす(1912年, Max Theodor Felix von Laueによって初めて観測された)。
X線の波長が結晶の単位並進とほぼ同程度なので,X線は結晶によって回折される。
この現象を利用して物質の結晶構造を評価することが可能である。
このようにX線の回折の結果を解析して結晶内部で原子がどのように配列しているかを決定する手法をX線回折法という。
生物学用語辞典 |
X線回折
結晶中をX線が通過すると、X線は波としての性質を示し、結晶中に規則正しく並んだ粒子のそばを通過するときに曲がり込み(回折し)、結晶中の粒子の配置に対応した様々な強度の点として現れる像を示す。この点の分布と強度から、元の結晶中の粒子の分布を求めることが可能であり、タンパク質のような高分子でも結晶中の原子の分布、つまり分子全体の立体構造を再現することができる。この方法により、DNAをはじめとして多くのタンパク質の立体構造が決められており構造生物学という学問分野の基礎となっている。
ウィキペディア |
X線回折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/01 01:40 UTC 版)
X線回折(エックスせんかいせつ、X‐ray diffraction、XRD)は、X線が結晶格子で回折を示す現象である。
1912年にドイツのマックス・フォン・ラウエがこの現象を発見し、X線の正体が波長の短い電磁波であることを明らかにした。
逆にこの現象を利用して物質の結晶構造を調べることが可能である。このようにX線の回折の結果を解析して結晶内部で原子がどのように配列しているかを決定する手法をX線結晶構造解析あるいはX線回折法という。しばしばこれをX線回折と略して呼ぶ。他に同じように回折現象を利用する結晶構造解析の手法として、電子回折法や中性子回折法がある。
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