エリミネーションマッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 07:04 UTC 版)
「タッグマッチ」の記事における「エリミネーションマッチ」の解説
通常はフォールやギブアップなどが決まった時点で勝負は決するが、そこで勝負を決せず、負けとなった選手のみを退場として試合を続行する試合形式がある。これをエリミネーションマッチ(イリミネーションマッチ)という。 この試合形式では、勝負が決するのは相手のタッグチームを0人にした時点で勝利となる。またトップロープを超えて場外に落ちた場合(オーバー・ザ・トップロープ)、その選手を退場とすることも多い(ごく稀に自分から飛び技でトップロープ越しに場外の相手に攻撃して失格となる選手もいる。また、スライディングなどでトップロープ越しでなければ場外に落ちてもOKというルールを採用している団体もある)。1980年代後半の新日本プロレスで5対5で行われたものが有名。 ルールの性質上、実力差が拮抗している場合、人数差が開くほど少ないチームが不利になり逆転が難しくなる。そのため、これとは逆に勝ちとなった選手から退場していき、全員が退場した時点で勝利となる逆エリミネーションマッチという試合形式もある。この試合形式ではオーバー・ザ・トップロープは採用されず、ケージマッチなどのエスケープ方式(全員が金網から脱出すれば勝利)で行われる場合もある。
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