エピトープベースのワクチン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 07:08 UTC 版)
「エピトープ」の記事における「エピトープベースのワクチン」の解説
詳細は「ペプチドワクチン」を参照 最初のエピトープベースのワクチンは、1985年にJacobらによって開発された。エピトープベースのワクチンは、単離されたB細胞またはT細胞エピトープを用いて体液性および細胞性免疫応答を刺激する。これらのワクチンは、複数のエピトープを使用してその有効性を高めることができる。ワクチンに使用するエピトープを見つけるために、in silicoマッピングがよく使われる。候補となるエピトープが見つかると、そのコンストラクト(構築物)が設計され、ワクチン効率性が検証される。エピトープベースのワクチンは一般的に安全であるが、考えられる副作用の1つはサイトカインストームである。
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