エドレッド・リッズデイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 23:50 UTC 版)
「夢見るゴシックシリーズ」の記事における「エドレッド・リッズデイル」の解説
緑の峡谷と美しい湖のスコットランド北部高地(ハイランズ)のアルバ・グレンモアの氏族(クラン)の長リッズデイル家の若殿。蠟人形にも見える青白い美貌と赤い唇の吸血鬼。恋人メアリアをモーヴに殺され、呪いで魔物に変えられた。一千年前の当時は欧州のキリスト教化が進み、異教の神々が姿を消える頃だったため、それ以降の血を吸った相手はキリスト教徒であり、体内でキリスト教徒の血が濃度を増していた。ポーリーンを見初めた頃にはすでに臨界点に達し、異教とキリスト教の血の比率が逆転しており、キリスト教圏の魔物を倒す杭や銀の銃弾の効力で滅びる体質に変化していた。サミュエルにつきたてられた杭による傷が治らず、銀の銃弾と共に我が身を滅ぼすことをバイロン卿の指摘で気づく。献詩をバイロン卿に請い、彼の詩に送られて呪われた人生を終える。
※この「エドレッド・リッズデイル」の解説は、「夢見るゴシックシリーズ」の解説の一部です。
「エドレッド・リッズデイル」を含む「夢見るゴシックシリーズ」の記事については、「夢見るゴシックシリーズ」の概要を参照ください。
- エドレッド・リッズデイルのページへのリンク