えせ同和行為
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えせ同和行為(えせどうわこうい)は、個人や団体が会社や個人または官公署などに対し同和問題への取り組みなどを口実として賛助・献金を不当に要求したり、高額な書籍を押し売りしたりする行為である[1]。地対協の1961年12月の意見具申では「何らかの利権を得るため、同和問題を口実にして企業、行政機関等へ不当な圧力をかける行為」と定義されている[2]。
注釈
- ^ その後、2003年に日出は焼死体で発見されたが、自殺として片付けられた。川島町で燃えた車から焼死体。町議の可能性、行方探すを参照。
出典
- ^ a b c d “「えせ同和行為」を排除するために”. 法務省. 2012年4月3日閲覧。
- ^ 熊代昭彦『同和問題解決への展望』p.255
- ^ 平成20年中におけるえせ同和行為実態 把握のためのアンケート調査結果概要 平成21年3月 法務省人権擁護局
- ^ マリード[同和行政オブザーバー]2007年7月14日 えせ同和は何に支えられているか
- ^ エセ同和行為の源流とその罪(季刊報創刊号の要約)
- ^ 角岡伸彦『ピストルと荊冠』p.207
- ^ 「飛鳥会事件」に対する大阪府連見解
- ^ 地域改善対策啓発推進指針 昭和62年3月17日 総務庁長官官房地域改善対策室
- ^ 朝日新聞社会部『土地ころがし』p.268(葦書房、1982年)
- ^ 西岡智『荊冠の志操』
- ^ a b 『月刊 同和と在日』2011年3月号(第5号)
- ^ 森田益子『自力自闘の解放運動の軌跡』p.142(解放出版社、2012年)
- ^ えせ同和行為の実態と対処法
- ^ 日出和男除名処分取消訴訟 弁護団声明
- ^ 徳島県「解同王国」崩壊の第二章-民主勢力、県民のたたかいのさらなる前進を-村崎 勝利
- ^ a b c d 中原京三『追跡・えせ同和行為』p.106-110
- ^ 西郡ひとし事務所
- ^ 毎日新聞大分支局編『熱い叫び』51頁
- ^ えせ同和行為対応の手引
- ^ 朝治武『差別と反逆 平野小剣の生涯』p.142
- ^ 部落問題用語解説エセ同和 - 部落解放・人権研究所
- ^ a b 右翼・同和団体装い高額書籍を販売 会社元社長ら逮捕
- ^ 元出版社長ら実刑 高額書籍購入強要
- ^ 株式会社エス・ビー・ビーの破産情報 - 平成22年(フ)第5817号
- ^ 東京人権連 - えせ同和行為について
- ^ a b 『地域と人権』埼玉版『人権のひろば』Net版2007年3月号 No.314
- ^ 元社会党副委員長関与のえせ同和事件
- ^ a b ブログ管理に困難が。結城のえせ。
- ^ ゼネコンを恐喝未遂、2容疑者逮捕 兵庫のごみ処理巡り
- ^ a b 追跡その後II-四国新聞社
- ^ 部落差別を助長する「えせ同和行為」を許すな - 部落解放同盟中央本部
- ^ a b 2007/4/3 朝日新聞 民主議員の団体名借用 高額本押し売り 都内の出版社
- ^ 『グリコ・森永事件―最重要参考人M』
- 1 えせ同和行為とは
- 2 えせ同和行為の概要
- 3 主なえせ同和団体
- 4 関連項目
- 5 脚注
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