エスペラントにおける Ĥ の使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/17 07:38 UTC 版)
「Ĥ」の記事における「エスペラントにおける Ĥ の使用」の解説
Ĥ はエスペラントでは使用頻度の最も低い文字で、主にギリシャ語などから借用した語に用いられる。『エスペラントの基礎』にあった ĥ を含む語の多くは、発音のより容易な k に早い時期に置き換えられた。例を示す。 arĥitekturo → arkitekturo 「建築」 ĥaoso → kaoso 「混沌」 ĥemio → kemio 「化学」 meĥaniko → mekaniko 「力学」 現在も ĥ が残っている語の多くはギリシャ語以外の語源を持つもの(ĥano「ハーン」、ĥoto「ヨタ」、Liĥtenŝtejno「リヒテンシュタイン」等)か、 k に変えると別な意味の語になる(最小対をなす)語であることが多い。 eĥo 「反響」 ←→ eko 「開始」 ĥolero 「コレラ」 ←→ kolero 「怒り」 ĥoro 「合唱」 ←→ koro 「心臓」 monaĥo 「修道士」 ←→ Monako 「モナコ」 Ĉeĥo 「チェコ」 ←→ ĉeko 「市松模様」
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