ウインターフィールド【ウインターフィールド】(飼料作物)
登録番号 | 第5254号 | |
登録年月日 | 1996年 11月 21日 | |
農林水産植物の種類 | しば | |
登録品種の名称及びその読み | ウインターフィールド よみ:ウインターフィールド | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業生物資源研究所、住友金属工業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台二丁目1番地2、大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永冨成紀 三井晃一 宮原研三 中川憲一 山岸喬 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,コウライシバ「筑波系」にガンマー線を照射したものの中から選抜した固定品種であり,ほふく茎の密度は密,葉長は短,葉幅がかなり狭く,緑化の早晩が早い品種である。 草型は中間,出穂茎の長さは極短,ほふく茎の密度は密,葉長は短,葉幅はかなり狭,葉色は中,穂長は極短,穂の色はやや濃である。春の草勢及び秋の草勢はやや良,春秋の出穂の有無は春秋出穂,穂数はやや少,緑化の早晩は早,越冬の良否は良である。 「ウインターカーペット」と比較して,出穂茎の長さが短いこと,葉長が短いこと,穂長が短いこと等で,「筑波系」と比較して,出穂茎の長さが短いこと,葉長が短いこと,穂長が短いこと,緑化の早晩が早いこと等で,「メイヤー」と比較して,出穂茎の長さが短いこと,葉長が短いこと,穂長が短いこと,穂数が少ないこと,緑化の早晩が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に農業生物資源研究所放射線育種場(茨城県那珂郡大宮町)において,コウライシバ「筑波系」のマットにガンマー線を照射,その後,住友金属工業株式会社波崎研究センター(茨城県鹿島郡波崎町)において,特性の検定を行いながら選抜したもので,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「Gー1」であった。 |
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