イヴァレイス(Ivalace)
ヘリックス種(Helix) 繁殖力が旺盛な濃いグリーンのアイビーで起源は不明。 1950年代にアメリカで出回りはじめた。葉は2.5センチ×3センチほどの小型。 直立分枝型で天に向かって緑の炎を突き上げるように伸び上がる。 枝分かれが激しく40センチほどまでは直立するがそれ以上になると自分の重みを支えきれずに垂れ下がる。これを目安に枝先を剪定する。 鉢植えにもグラウンド・カバーにも使える用途の広いアイビーで地植えでは両脇に支えをつけて生け垣に仕立てるとよい。 イヴァレイスの特徴はこれから出た変異種がどれも皆似通った色と葉型を持ち、一目でイヴァレイスの一族とわかることで次のような品種がある。 まずチャリスは総てのアイビーの中で最も緑が濃い。スタットガルトはそれに次いで濃い緑。ジャスパの葉はやや細長く上品。パラソルは初夏の新葉に複雑な色合いを見せる。フラメンコは躍動感のある葉型。グリッピイはやや小型で繊細な切れ込みを持つ。 ただ一つイヴァレイス-Mだけがこの一族と違いカリフォルニア風の葉型を持つ。 カリフォルニアの中からイヴァレイスの枝が現れるし、その逆も起こるのでカリフォルニアからの変異種ではないかと考えられる。 (鉢植え、吊鉢、寄せ植え、バスケットや地植えなどオールラウンドな使い方が出来る) (チャリス、パラソル、カリフォルニアなど参照) |
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