イルミナの配列IDの形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/28 07:50 UTC 版)
「Fastq」の記事における「イルミナの配列IDの形式」の解説
イルミナのソフトウェアが出力した配列データでは、IDは以下で紹介するような規則で記述されている。 @HWUSI-EAS100R:6:73:941:1973#0/1 HWUSI-EAS100Rユニークな機器名 6フローセル内のレーン番号 73レーン内のタイル番号 941タイル内のクラスターの'x'-座標 1973タイル内のクラスターの'y'-座標 #0サンプルがマルチプレックスになっている場合のインデックス番号 (インデックスなしの場合は0) /1ペアの番号, /1 または /2 (ペアエンド、メイトペアのリードのみ) イルミナパイプラインのversion 1.4からは#0の代わりに#NNNNNNの形式がマルチプレックスのIDに使用されるようになった。なおNNNNNNはマルチプレックスで使用するタグ配列。 Casava 1.8では次のように変更になった: @EAS139:136:FC706VJ:2:2104:15343:197393 1:Y:18:ATCACG EAS139ユニークな機器名 136Run ID FC706VJフローセルID 2フローセル内のレーン番号 2104レーン内のタイル番号 15343タイル内のクラスターの'x'-座標 197393タイル内のクラスターの'y'-座標 1ペアの番号, 1 or 2 (ペアエンド、メイトペアのリードのみ) Yフィルタで落ちた場合はY (悪いリード), その他はN 18コントロールビットが立っていない場合は0、立っている場合は偶数 ATCACGインデックス配列
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