イラネッチケー
イラネッチケーとは、合同会社タイガ商事が販売する、NHKの放送波だけを遮断するフィルター装置の名称である。イラネッチケーをテレビに装着するとNHKの番組だけ受信されないようになる。
イラネッチケーは2015年のニコニコ超会議にプロトタイプが出典されて大きな注目を集めた、その後商品化され、オンラインで販売されている。NHK受信料の支払いに関する問題に一石を投じる製品としても注目をあつめている。
参照リンク
iranehk.com
イラネッチケー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 09:51 UTC 版)
イラネッチケー(IRANEHK)は、テレビジョン放送のうち日本放送協会(NHK)のものだけを受信しないようにする帯域除去フィルタ機器である[1][2]。筑波大学映像メディア工学専攻の掛谷英紀研究室が開発した[2]。名称は「いらねー」と「NHK」を組み合わせた造語である。
注釈
出典
- ^ a b c “NHKだけ受信しない装置「イラネッチケー」 約130個売れる”. 週刊ポスト. (2015年6月19日) 2015年6月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “開発秘話「NHKだけ映らないアンテナ」はこうして生まれた! 掛谷英紀(筑波大学准教授)”. 産経新聞. (2015年11月22日) 2015年12月24日閲覧。
- ^ “「NHKだけ映らないアンテナ」で受信料支払い不要に? 「公正で有益なNHKのあり方を議論するきっかけに」”. ITmediaニュース. (2015年4月27日) 2015年6月14日閲覧。
- ^ “BS再編で行われた「イラネッチケー潰し」とは”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ a b c “「公共性欠如のNHKはいらない」 民放だけが映る“アンテナ”が人気”. 産経新聞. (2015年4月27日) 2016年1月14日閲覧。
- ^ a b c “NHKだけ見えないテレビが開発 それでも「受信料払う義務あり」らしい”. J-CASTニュース. (2015年4月13日) 2015年12月14日閲覧。
- ^ “NHK遮断は無効 受信料支払い命令”. 佐賀新聞. (2016年7月21日) 2016年7月21日閲覧。
- ^ “NHKだけ映らない機器設置の男性に受信料1310円支払い命令 東京地裁「機器取り外せる」 男性が反論「今度は溶接して司法判断仰ぐ」”. 産経新聞. (2016年7月21日) 2016年7月21日閲覧。
- ^ “街宣活動でNHKを堂々批判 受信料を巡る訴訟乱発も敗訴続き”. 日刊ゲンダイ (2019年6月8日). 2019年1月1日閲覧。
- ^ a b c “契約義務認めず、NHK敗訴 視聴不可テレビ設置―東京地裁”. 時事通信 (2020年6月26日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “NHK放送映らず契約義務なし 加工テレビで東京地裁”. 共同通信社 (2020年6月26日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ a b “視聴できぬテレビも契約義務 NHKが逆転勝訴―東京高裁”. 時事通信 (2021年2月24日). 2021年2月24日閲覧。
- ^ a b “NHK映らずとも契約義務 加工テレビ訴訟、東京高裁”. 産経新聞 (2021年2月24日). 2021年2月24日閲覧。
- ^ “NHKの逆転勝訴確定 映らぬテレビに契約義務―最高裁”. 時事通信 (2021年12月3日). 2021年12月3日閲覧。
- 1 イラネッチケーとは
- 2 イラネッチケーの概要
- 3 NHK受信料をめぐる裁判
- 4 脚注
- イラネッチケーのページへのリンク