アルパレフレックスb型ボディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 14:58 UTC 版)
「アルパ (カメラ)」の記事における「アルパレフレックスb型ボディ」の解説
ミラーがクイックリターンとなって、沈胴レンズは使用不可能となった。フィルム巻きが順巻きから逆巻きに変更された。初期にはノブ巻き上げだったが普通と逆に時計回りにレバーを動かす巻き上げレバーを装備、レバーは当初透明プラスチックだったが後にアルミニウム製に変更され、その後曲がった形状に変更された。アルネアをクイックリターンミラー式に純正改造したもの、さらには完全にb型改造しシリアルナンバーのプレートまでb型になっている個体も多数存在する。 アルパレフレックス4b(1959年発売) - アルパレフレックス4をb型にしたもの。銀ボディ80台、黒ボディ1台、合計81台のみの生産。うちハーフ判モデルが20台製造された。 アルパレフレックス5b(1959年発売) - アルパレフレックス5をb型にしたもの。銀ボディ236台、黒ボディ9台、合計245台生産。 アルパレフレックス6b(1959年発売) - アルパレフレックス6をb型にしたもの。1972年までに2098台生産。 アルパレフレックス7b(1959年発売) - アルパレフレックス7をb型にしたもの。銀ボディ66台、黒ボディ1台、合計67台のみの生産。 アルパレフレックス8b(1959年発売) - アルパレフレックス8をb型にしたもの。銀ボディ410台、黒ボディ32台、合計442台のみの生産。 モデル4オメガ - アルパレフレックス4, アルパレフレックス4bをベースにスリットカメラに改造されたもので、1963年から1971年に掛けてスイスの時計メーカーオメガの写真判定機「オメガフォトプリント」に組み込まれた。レンズはフォクトレンダーがキルフィットに製造させたベッサマチック用ズーマー (Zoomar) 36-82 mm F2.8を改造して装着。
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