アペレス
アペレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 03:58 UTC 版)
コス島のアペレス(古希: Ἀπελλῆς, Apelles)は、古代ギリシアの有名な画家。アペレスについての情報のほとんどは、大プリニウスが書いた『博物誌』(35.36.79-97など)に負っている。大プリニウスはアペレスを、その前にも後にも並ぶ相手のない画家だと評価している。さらに、アペレスがアレクサンドロス3世(大王)の肖像画を描いたことから、アペレスの活動時期を、第112回オリンピアード(紀元前332年 - 329年)と見なしている。
- ^ ギヨーム・アポリネールは1912年2月、雑誌『レ・ソワレ・ド・パリ』に書いたエッセイ『現代美術のテーマについて』の中で、この話と、ジョットがフリーハンドで描いた完璧な円、さらに、10年の準備を経た後にさっと一筆描きされた荘子の完璧な蟹の絵を引き合いに出し、頂点を極めた芸術家の仕事というものは崇高な単純さに要約されるということを示す、いい喩えだと述べた。
- ^ アテナイオス『食卓の賢人たち』第8巻[1]
- ^ Nikitinski, pp. 430–431.
アペレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/24 16:10 UTC 版)
「アレクサンダー大王 -天上の王国-」の記事における「アペレス」の解説
画家。描きかけの絵から絵が抜け出すなど不思議な力がある。パンカステのことが好き。
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