ガイウス・プリニウス・セクンドゥス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 15:04 UTC 版)
ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(Gaius Plinius Secundus、23年 - 79年8月または10月25日頃(推定)[1])は、古代ローマの博物学者、政治家、軍人。ローマ帝国の属州総督を歴任する傍ら、自然界を網羅する百科全書『博物誌』を著した[2]。一般には大プリニウス(羅:Plinius Maior)と呼ばれる。
- ^ [1] - TVLIFE
- ^ 佐藤洋一郎『食の人類史 ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧』中央公論新社、2016年、250頁。ISBN 978-4-12-102367-4。
- ^ 池上英洋『美しきイタリア 22の物語』光文社、2017年、27頁。ISBN 978-4-334-04303-2。
- ^ a b c d ロバート・ハクスリー 著、植松靖夫 訳 『西洋博物学者列伝 アリストテレスからダーウィンまで』 悠書館、2009年
- ^ 邦訳:『プリニウスの博物誌』全3巻、中野定雄・中野里見・中野美代訳、雄山閣、1986年がある。ただし、これはLoeb Classical Libraryの英訳からの重訳であり、用語の問題や誤訳などが散見されるため、引用の際には注意が必要である。ラテン語原典からの日本語初訳として、大槻真一郞編集による『プリニウス博物誌 植物篇』『プリニウス博物誌 植物薬剤篇』八坂書房、1994年がある。
- 1 ガイウス・プリニウス・セクンドゥスとは
- 2 ガイウス・プリニウス・セクンドゥスの概要
- 3 生涯
- 4 著作
- 5 日本語文献
固有名詞の分類
古代ローマの文筆家 | ガイウス・ウァレリウス・フラックス アウルス・コルネリウス・ケルスス ガイウス・プリニウス・セクンドゥス ウァロ・アタキヌス ガイウス・サッルスティウス・クリスプス |
古代ローマの哲学者 | ルキウス・アンナエウス・セネカ ガイウス・プリニウス・セクンドゥス ルクレティウス マルクス・アウレリウス・アントニヌス アンモニオス・サッカス |
- ガイウス・プリニウス・セクンドゥスのページへのリンク