よそ八伝説とは? わかりやすく解説

よそ八伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/16 07:33 UTC 版)

宇津江四十八滝」の記事における「よそ八伝説」の解説

昔、この地に「よそ八」という若者母親暮らしていた。病気母親のためによそ八はイワナ釣りに出かけた。なかなか釣れないため、宇津江の山奥大蛇の住む大沼来てしまった。ここで釣りをしていると、木の上から大蛇にらみつけられてしまい、大蛇妖気でよそ八は寝込んでしまった。 その夜一人の旅の娘がよそ八の元に訪れ数十看病をする。看病によりよそ八は元気になるが、娘は「私は大沼大蛇です。陸で千年、海で千年修業をし、空に昇る時がきましたが、あなたの親孝行見て私の血で看病することを決心しました。しかし、そのために私の力は無くなってしまいました。もう空へは昇れません」と、姿を消してしまった。 よそ八はなんとか大蛇空へ昇らせようと思い、旅の行者相談する行者不動明王断食願掛け行った21日間の祈祷の末、突然雷雨となり、大蛇は龍になり天に昇った。大沼はすっかりなくなり谷間木々もなぎ倒され、そこには大小沢山の滝ができていたという。 後に諸国修行途上にこの地に立ち寄った弘法大師空海)はこの話を聞き、「その行者不動明王化身。よそ八は四十八、つまり仏法四十八願の意味であろうと言い、このことから宇津江四十八滝呼ばれるようになったという。

※この「よそ八伝説」の解説は、「宇津江四十八滝」の解説の一部です。
「よそ八伝説」を含む「宇津江四十八滝」の記事については、「宇津江四十八滝」の概要を参照ください。

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