やるべきことなら手短に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:27 UTC 版)
「遠まわりする雛」の記事における「やるべきことなら手短に」の解説
初出:『野性時代』45号(2007年8月号)。アニメ版第1話「伝統ある古典部の再生」。劇中の発言にある秘密倶楽部「女郎蜘蛛の会」は、京極夏彦著『絡新婦の理』とアイザック・アシモフ著『黒後家蜘蛛の会』が元ネタとなっている。 奉太郎が神山高校に入学し、古典部に入部してから約2週間が経過した4月頃。昨日済ませた宿題を家に忘れ、放課後教室に残って再び宿題に手を付ける奉太郎は、里志から1年女子が、ピアノソナタ『月光』を奏でるピアノの音が聞こえてきた音楽室で、セーラー服で乱れ髪のオバケと思しき女生徒を見たという「神山高校にもあった七不思議 その二」の話を聞かされる。その後、えるも話の場に加わったとき、話題は「神山高校にもあった七不思議 その一」の学校非公認で総務委員会も実態を掴めない秘密倶楽部「女郎蜘蛛の会」の勧誘メモについて向けられた。えるが勧誘メモの在処に興味を示したのと同時に、奉太郎とえる、里志は勧誘メモ探しに手を付ける。だが、この謎解きこそ、自身の「やるべきことなら手短に」の信条を揺り動かすえるがいることに対する奉太郎の答えでもあった。
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