みょうぎあらふねさくこうげん‐こくていこうえん〔メウギあらふねさくカウゲンコクテイコウヱン〕【妙義荒船佐久高原国定公園】
妙義荒船佐久高原国定公園
[妙義山]
今は八風(はっぷう)山の肩まで車道ができているが、軽井沢から市野萱(いちのかや)、八風山を経て神津(こうづ)牧場へ至るコースは、のびやかな高原と牧場のロマンが味わえるため、昔の登山ガイドブックには必ず掲載された人気コースであった。
この公園は、その八風山や荒船山(1,423m)などを含む群馬・長野県境の山稜と妙義山(1,104m)を含む。長野県側が概して緩傾斜の高原状であるのに対し、群馬県側は谷が深く、内山峡などの渓谷がある。妙義山は赤城・榛名(はるな)と並ぶ上毛三山の一つで、激しい浸食を受けた岩峰が鋸(のこぎり)の刃のように立ち並ぶ奇観と、紅葉の美しさで名高い。
区域内には関東と信越を結ぶ古くからの道が通り、内山峠、十石峠などの峠も多い。
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