ぼく東綺譚とは? わかりやすく解説

ぼくとうきだん【濹東綺譚】

読み方:ぼくとうきだん

永井荷風小説昭和12年(1937)発表作家の「わたくし」こと大江匡(おおえただす)と玉の井娼婦お雪との交情淡々と描く。


濹東綺譚

(ぼく東綺譚 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 23:08 UTC 版)

濹東綺譚』(ぼくとうきだん[1])は、永井荷風の小説。タイトルの意味は「隅田川東岸の物語」。便宜的に「墨東綺譚」と表記されることもある。「濹」は林述斎の造字したものを永井荷風が見出して使ったもので、隅田川(さんずいに墨で隅田川の別称:墨田川)を指す。


  1. ^ 1937年(昭和12年)岩波書店発行の初版本において、作品名はすべて「ぼくとうきん」とルビが振ってある(同書p146・147・153ほか)。
  2. ^ 白鬚線跡地はその後住宅密集地に取り込まれたため、現存しない。
  3. ^ タイトル画面に「ぼくとうきん」とルビが振ってある。原作と同じタイトルを違った読みをさせる映画としては『君よ憤怒の河を渉れ』などがある。
  4. ^ その後、同社は長らく休眠会社として存続していたが、2018年11月1日、東宝に吸収合併され、60年近い歴史に終止符を打った。
  5. ^ ピンク映画の作品は新版公開(再上映)の際は題名が変更されるので注意が必要である。
  6. ^ 経営母体の静活がロケに協力。本作は2011年9月の静岡小劇場閉館の際のクロージング作品ともなった。


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