へくそ‐かずら〔‐かづら〕【×屁×糞▽葛】
へくそかずら (屁糞葛)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。日当たりのよい藪や草地に生え、ほかの草木に絡まって伸びます。葉は楕円形または長卵形で、対生します。8月から9月ごろ、葉腋から短い集散花序をだし、灰白色の花を咲かせます。咽と内側は紅紫色です。葉を揉むと独特の臭気があります。花を水に浮かべたかたちから「サオトメバナ(早乙女花)」、花の真ん中がお灸のあとに似ていることから「ヤイトバナ(灸花)」とも呼ばれます。
●アカネ科ヘクソカズラ属の多年草で、学名は Paederia scandens。英名はありません。
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