三省堂 大辞林 |
ぱらぱら
(「と」を伴っても用いる)
(1)比較的小さな粒状の物が、少量ではあるが連続的に落ちかかるさま。また、その時に出る音を表す語。
「雨は朝のうち―と降っただけだ」「塩を―(と)ふりかける」
(2)本を手早くあちこち開いてみるさま。また、その音を表す語。
「雑誌を―(と)めくる」
(3)物事の量が少なく、ところどころしかないさま。まばらなさま。
「一面の黄色い花の中に赤い花が―と咲いている」
(1)まばらであるさま。
「聴衆は―だった」
(2)髪の毛が乱れ落ちかかるさま。
「―に鬢が乱れて、面影も痩せたやうに/婦系図(鏡花)」
「ぱらぱら」の用例一覧
豊島与志雄 ふざけた読書 (青空文庫)
畳みのまま裁断してないものだった。彼はその紙をぱらぱらとめくって、歎息して云う。「書物の縁を裁つくらいの配慮はしておいて貰いたいものだ。人にわざわざ読ませるばかりか、頁を切るの労をも取らせる。こん...
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宮沢賢治 ひのきとひなげし (青空文庫)
印刷にした証書を沢山出しました。そして笑って云いました。 「ではそのわしがこの紙をひとつぱらぱらめくるからみんないっしょにこう云いなさい。 亜片はみんな差しあげ 候 ( そうろう ) と、」 まあ...
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芥川龍之介 パステルの龍 (青空文庫)
( さかさま ) に酒のめる見ゆ、 陶器の亭のもなかに。 夕明り ——Eunice Tietjens—— 乾いた秋の木の葉の上に、雨がぱらぱら落ちるやうだ。美し...
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