ねこシス
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『ねこシス』(neko sis)は、伏見つかさによる日本のライトノベル。イラストはかんざきひろが担当している。『電撃文庫MAGAZINE』(アスキー・メディアワークス)にて、2009年1月号から2009年7月号にかけて連載され、電撃文庫より2009年10月に単行本が刊行された。
注釈
- ^ 千夜子の部屋にはフィギュアやプラモデル、パソコンや最新のゲーム機などが置かれており[31]、また年齢制限のある乙女ゲームや[31]、男女や男性同士の性行為についての描写がある書籍[22]などを所持しているという言及がある。仮面を被った黒衣のアンチヒーローが主人公として活躍する夕方のアニメを毎週楽しみにしており[32]、作品そのもの以上にインターネットでアニメの実況をしたり、作品について語り合ったりすることを楽しんでいる[33]。また同人誌も描いており、最新作は現実の知人をモデルにしたボーイズラブで[34]、人間としての夢も、東京ビッグサイト(で開かれているコミックマーケット)で人気サークルになることであるとしている[35]。コスプレの衣装[32]や小道具[36]も所持している。
- ^ a b 具体的には長い黒髪、色白の肌、左目の下の泣きぼくろといった初登場時の外見描写[30][42]、年齢・身長・体重・スリーサイズの数値[29][43]、言動と内面が一致せず分かりにくいと評される性格[37][44]、妹がいること[45]、アニメ鑑賞やゲーム、同人誌が趣味で[46][47]、夕方5時30分から放送されている「ディアブロ能力者」が活躍するアニメの熱心なファンであること[32][48]などが一致する。なお本作の千夜子は黒猫の猫又だが[49]、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の五更瑠璃は自分の名を「人間としての名前」であり真名ではないと言い張っており[50]、作中ではハンドルネームの「黒猫」という名を名乗っている。
- ^ ひかりは特にファンである人物として、力士の舞の海と漫画家の雷句誠の名前を挙げている[81]。
- ^ ただし、作中では実年齢15歳の千夜子が「人化の術」以外の何らかの術を既に習得しているかのように受け取れる説明もある[39][41]。
- ^ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のアニメ版第9話には黒猫の妹たちが登場するが[98]、美緒や鈴とは異なる容姿の人物として描かれている[99]
出典
- ^ a b c d e f 単行本、32頁。
- ^ a b c d 単行本、87-88,261頁。
- ^ a b c d e 単行本、217頁。
- ^ a b c d e f g h i j 単行本、34-36頁。
- ^ a b 単行本、44-45頁。
- ^ 「第一話 トラ猫チュートリアル」単行本、32-93頁。
- ^ 「第二話 黒猫ラブストーリー」単行本、95-153頁。
- ^ 「第三話 三毛猫スクールライフ」単行本、155-189頁。
- ^ 「第四話 少女ヒロイズム」単行本、191-256頁。
- ^ a b 単行本、46頁。
- ^ 「エピローグ」単行本、257-273頁。
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- ^ 単行本、12頁。
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- ^ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第1巻、166頁。
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- ^ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第3巻、18,45頁。
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- ^ 単行本、262頁。
- ^ a b c d e f g h i j 「あとがき」単行本、274-275頁。
- ^ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第2巻、241頁。
- ^ a b c 伏見つかさ; 小原一哲; 三木一馬(インタビュアー:かーず)「2008年下半期ライトノベル界の話題作 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 伏見つかさ先生インタビュー(後編)」『CloseUp NetTube』、2008年10月23日。 オリジナルの2010年10月26日時点におけるアーカイブ 。2010年7月29日閲覧。
- ^ a b 伏見つかさ; 三木一馬 & 岩上敦宏 & 高橋祐馬(インタビュアー:かーず、平和 & ノトフ)「「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」アニメ放映インタビュー」『アキバBlog』、2010年11月6日 。2010年11月6日閲覧。
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- ^ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」』(Television production)ニコニコチャンネル、該当時間: 06:07 。2015年10月15日閲覧。
- ^ 単行本、表紙カバー袖。
- ^ “電撃文庫 2009年10月の新刊情報 ねこシス”. 電撃ドットコム. アスキー・メディアワークス. 2009年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月29日閲覧。
- ^ a b c d 伏見つかさ (2009年5月31日). “俺の妹がこんなに可愛いわけがない?”. LUNAR LIGHT BLOG(原作者個人ブログ). 2010年7月29日閲覧。
- ^ a b 伏見つかさ (2009年6月12日). “ねこシス4話”. LUNAR LIGHT BLOG(原作者個人ブログ). 2010年7月29日閲覧。
- ^ 伏見つかさ (2008年10月14日). “告知 『ねこしす(仮)』”. LUNAR LIGHT BLOG(原作者個人ブログ). 2010年7月29日閲覧。
- ^ 伏見つかさ (2009年10月24日). “―――エル・プサイ・コングルゥ”. LUNAR LIGHT BLOG(原作者個人ブログ). 2010年7月29日閲覧。
- ^ “貓娘姊妹 01” (台湾語). 台灣角川 輕小說. 台湾国際角川書店. 2010年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月29日閲覧。
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