ながらう

デジタル大辞泉

ながら・う〔ながらふ〕【永らふ／長らふ／^▽存ふ】

読み方：ながらう

［動ハ下二］「ながらえる」の文語形。

ながら・う〔ながらふ〕【流らふ】

読み方：ながらう

［動ハ下二］《下二段動詞「ながる」＋反復継続の助動詞「ふ」から》流れつづける。流れるようにそれが続く。

「雉(きぎし)鳴く高円(たかまと)の辺(へ)に桜花散りて—・ふ見む人もがも」〈万・一八六六〉

なが‐ラウ【長ラウ】

読み方：ながらう

キセルのラウの長いもの。ながラオ。

文語活用形辞書

存ふ、長らふ

読み方：ながらう
かな表記：ながらふ

ハ行下二段活用の動詞「存ふ」「長らふ」の終止形。
「存ふ」「長らふ」の口語形としては、ハ行下一段活用の動詞「存える」「長らえる」が対応する。

口語形

存える » 「存える」の意味を調べる
長らえる » 「長らえる」の意味を調べる

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「ながらう」の例文・使い方・用例・文例

• 残念ながらうちでは扱っていません。
• 彼は本を読みながらうとうとしていた.
• あいつの長広舌にはいつもながらうんざりする.
• 試験は我ながらうまくいった.
• 死者のひつぎをひきながらうたう歌
• 船頭が船をこぎながらうたう舟歌という歌
• ヨーデルという,歌や音節を地声と裏声をくり返しながらうたう歌い方
• アルプス地方の民謡で,地声と裏声をくり返しながらうたう歌や音節