つれ高

デジタル大辞泉

つれ‐だか【連（れ）高】

読み方：つれだか

市場で、ある会社の株や商品が値上がりすると、同じ業種の株、同類の商品もつられて値上がりする現象。追随高。→連れ安

証券用語集

つれ高

人気になっている株に引きずられるかたちで他の株が買われること。
「追随高」とも言います。同じ業種や性格の似たグループの株価は、同じように動く傾向があります。ある銘柄の株価が好材料を背景に高くなると、同じ業種やグループに属している株も、材料のあるなしにかかわらず、それにつれて高くなります。例えば、日立製作所の株価が上がれば、他の電機株もつれて上げるというわけです。なお、株価が高くなった銘柄の業種やグループで、高くなった株と比較して割安な水準に置かれている銘柄を選んで買い、利益が乗ったところで売ることを「循環買い」と呼びます。また、追随高とは逆に、他の銘柄に引きずられて値下がりすることが、「つれ安」または「追随安」です。

商品先物取引用語集

つれ高、安（つれだか、やす）

その銘柄や限月自体に特に材料があるわけではないが、他の限月、他の商品などにつられて、値段が高くなったり、安くなることをいいます。