その後のチャベス大統領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 01:39 UTC 版)
「¿Por qué no te callas?」の記事における「その後のチャベス大統領」の解説
発言の1週間後、サウジアラビアのリヤドで行われるOPEC総会についてチャベス大統領がサウジアラビアに電話した際、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と論争になり、『ウォールストリート・ジャーナル』は「1週間で2度国王を怒らせた大統領」と報じた。これは対米政策に石油を利用しようとするチャベスに対し、親米派のアブドゥルアズィーズが「石油を政治的道具に使うべきではない」と反論したもので、その後行われたOPEC総会ではチャベスは相変わらず持論を強く展開し、ロイター通信は「彼は国王でさえも黙らせることができない。それを出来るのは膀胱だけだ」と皮肉を交えて報じた。 さらにその一週間後、チリのミシェル・バチェレ大統領はチャベスに対して、イベロアメリカ首脳会議においてあまりに過激な論調は控えるようあらかじめ申し込んでいたことを明らかにし、OPEC総会での騒動も含めて今回の件が大規模な国際問題に発展してしまったことに失望の念を表明した。
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