ご当地マンホール蓋の問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 04:41 UTC 版)
「ご当地マンホール」の記事における「ご当地マンホール蓋の問題点」の解説
本来、マンホール蓋表面の紋様は滑り防止のために付けられているが、1980年代頃から各地で散見されるようになった具象模様付の蓋は、旧来の単純な幾何学模様の蓋に比べて平面の部分が増加した滑りやすいものも多い。また、製造コストの面でもカラーマンホールと呼ばれる色付の蓋は当然高価であり、関心の無い人々からの「税金を無駄にしている」という批判もある。そのため、20世紀末から21世紀初頭にかけての一時期、具象模様付の蓋を採用したものの、2010年代頃からそれを中止し、最新の滑りにくい細かい幾何学模様のマンホール蓋を採用している例もあり、機能性やコスト面の双方から見直される傾向も散見され、デザインマンホールの採用を中止する自治体も現れている。 2018年、沼津市が製作したラブライブ!サンシャイン!!の登場人物をモチーフにしたマンホール蓋が傷つけられる、スプレー塗料で塗りつぶされる事件がそれぞれ発生。沼津市が補修を余儀なくされる出来事があった。
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