こめ‐むし【米虫】
読み方:こめむし
コクゾウムシの別名。
米虫
名字 | 読み方 |
米虫 | こめむし→よねむし |
米虫 | よねむし→こめむし |
米虫
姓 | 読み方 |
---|---|
米虫 | こめむし |
コクゾウムシ
(こめむし から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 01:01 UTC 版)
コクゾウムシ(穀象虫、学名 Sitophilus zeamais)は、コウチュウ目(鞘翅目)・オサゾウムシ科のゾウムシの一種。世界各地に生息するイネ科穀物の有名な害虫で、和名もそれを表したものである。また、日本では縄文時代後期の土器圧痕からの検出例があるなど穀物栽培の開始と同時に見られるとして[注釈 1]、稲作とともに渡来したとするのが定説であったが、これを覆すとされる発見がなされている[2]。主食である稲(米)を食い荒らす事から「米食い虫」の異名が付けられている。「穀象(こくぞう)」は夏の季語。
注釈
出典
- ^ 長沢宏昌・保坂康夫・中山誠二・野代幸和「山梨県中谷遺跡の縄文時代晩期のコクゾウムシSitophilus zeamais」『山梨県考古学協会誌』(第18号、2008年)
- ^ 種子島の遺跡で出土した縄文土器から1万5000年前のコクゾウムシの圧痕を発見。『朝日新聞』2011年3月29日
- ^ “縄文土器に大量の「米食い虫」=北海道・館崎遺跡から出土-熊本大:時事ドットコム”. 時事ドットコム. (2018年11月23日) 2018年12月3日閲覧。
- ^ “コクゾウムシ500匹練り込んだ縄文土器 福島町で発見:どうしん電子版(北海道新聞)”. どうしん電子版(北海道新聞). (2018年12月1日) 2018年12月3日閲覧。
- ^ 宮ノ下明大 (2016年11月29日). “農研機構・食品研究部門:食品害虫サイト(コラム76:越冬コクゾウムシを探して)”. www.naro.affrc.go.jp. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構. 2019年1月16日閲覧。
- ^ “農研機構・食品研究部門:食品害虫サイト(コラム86:モモとリンゴで発育するコクゾウムシ)”. www.naro.affrc.go.jp. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2018年7月5日). 2019年1月16日閲覧。
- ^ 宮ノ下明大 (2009年11月24日). “農研機構・食品研究部門:食品害虫サイト(コラム17:コクゾウムシはどこから来るのか)”. www.naro.affrc.go.jp. 国立研究開発法人農研機構. 2019年1月16日閲覧。
- ^ 宮ノ下明大 (2015年11月27日). “農研機構・食品研究部門:食品害虫サイト(コラム65:コクゾウムシ買います)”. www.naro.affrc.go.jp. 国立研究開発法人農研機構. 2019年1月16日閲覧。
- ^ 宮ノ下明大 (2007年7月9日). “農研機構・食品研究部門:食品害虫サイト(ニュース1:高圧炭酸ガス殺虫法について)”. www.naro.affrc.go.jp. 国立研究開発法人農研機構. 2019年1月16日閲覧。
- ^ “お米の虫よけ 新鮮米 | 虫ケア用品(殺虫剤・防虫剤) | アース製薬 製品情報”. アース製薬. アース製薬. 2019年1月16日閲覧。
- ^ 市販ミソにダニ、昆虫片 多くの銘柄に異物混る『朝日新聞』1979年(昭和54年)6月12日朝刊 13版 23面
- 1 コクゾウムシとは
- 2 コクゾウムシの概要
- 3 駆除方法
- 4 脚注
- こめむしのページへのリンク