三省堂 大辞林 |
けんもほろろ 1
〔「けん」「ほろろ」は雉(きじ)の鳴き声。「けんつく」「けんどん(慳貪)」などの「けん」にかけたものという〕頼みや相談などを、冷淡に断るさま。とりつくしまもないさま。
「―な応対」「―に断る」
隠語大辞典 |
品詞の分類
「けんもほろろ」の用例一覧
国枝史郎 血ぬられた懐刀 (青空文庫)
いう約束があったので、萩野は恋心をたかぶらせながら、 聚楽第 ( じゅらくだい ) の付近にある、小四郎の 住居 ( すまい ) まで行ったところ、小四郎はどうしたものであろうか、けんもほろろの挨拶をして、萩野...
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大阪圭吉 灯台鬼 (青空文庫)
本では「隅然」] にも作られた明暗であり、それがまた尾をつけ 鰭 ( ひれ ) をつけて疑心暗鬼を生むのであろう」と、けんもほろろにはねつけた。 けれどもこの謹厳な老看守の声明を裏切って、汐巻灯台は、とう...
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林不忘 丹下左膳 こけ猿の巻 (青空文庫)
ってのはなしによると……。 会わぬ、という。 しかるべき重役が出て、 鄭重 ( ていちょう ) な応対のあるべきところを、てんで取次ぎもせぬという。 けんもほろろに、追いかえされた——という復命。意外とも、言語道断とも、いい...
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