くらわんか‐ぶね〔くらはんか‐〕【食らわんか舟】
くらわんか舟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 23:51 UTC 版)
くらわんか舟(くらわんかぶね〈食らわんか舟[2]、食船[3]〉)とは江戸時代、淀川を往来する大型船に近寄り、乗船客に飲食物を売っていた主に枚方地方の小舟のこと。貸食船[4][5](煮売船[3]〈にうりぶね〉[6])、茶船(煮売茶船[7][8])とも呼ばれていたが、くらわんか舟という俗称が定着した。
- ^ “歌川広重 京都名所之内 淀川”. 春季特別展 ぶらり浮世絵散歩 - 平木名品コレクション. 徳川美術館 (2016年). 2024年6月8日閲覧。
- ^ "食らわんか舟". デジタル大辞泉. コトバンクより2024年6月8日閲覧。
- ^ a b "食船". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2024年6月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 天野達彦「枚方くらわんか舟」(PDF)『関大』第227号、関西大学校友会、4頁、1974年11月15日 。2024年6月8日閲覧。
- ^ “枚方の歴史”. 枚方信用金庫. 2024年6月8日閲覧。
- ^ "煮売船". ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. コトバンクより2024年6月8日閲覧。
- ^ a b “くらわんか舟発祥の地”. 高槻市. たかつき歴史Web. 高槻市役所 (2022年8月25日). 2024年6月8日閲覧。
- ^ a b c “常設展示: 別棟”. 市立枚方宿鍵屋資料館. 鍵屋資料館. 2024年6月8日閲覧。
- ^ 大阪府の歴史散歩編集委員会 編『大阪府の歴史散歩 上 大阪市・豊能・三島』山川出版社〈歴史散歩 27〉、2007年、233頁。ISBN 978-4-634-24627-0。
- ^ “淀川と高槻のかかわり”. 高槻市立中央図書館. 2024年6月8日閲覧。
- ^ “大阪府 枚方: 水陸交通の要衝「枚方宿」”. このまちアーカイブス. 三井住友トラスト不動産. 2024年6月8日閲覧。
- ^ “淀川舟運の歴史”. 淀川河川事務所. 国土交通省 近畿地方整備局 淀川河川事務所. 2024年6月8日閲覧。
- ^ “淀川舟運は枚方市と深い関わりがあります”. 枚方市 (2013年1月28日). 2024年6月8日閲覧。
- ^ 「京阪電車の歴史的つぐない 伏見と大阪結んだ「三十石船」航路復活へ取り組み」『産経新聞』産経新聞社、2018年4月24日。2024年6月8日閲覧。
- 1 くらわんか舟とは
- 2 くらわんか舟の概要
- 3 脚注
くらわんか舟と同じ種類の言葉
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