紀州箪笥
紀州箪笥 |
きしゅうたんす |
木工品 |
桐箪笥 |
江戸時代後期に、落雷によって和歌山城の天守閣等が炎上し、多くの道具類が灰になってしまいました。その4年後に天守閣を再建した時、同時に、失われてしまった長持等の箱物家具が作り直されたという記述が残っています。また、和歌山県各地の町家からは、19世紀中頃の古文書や箪笥が発見されており、当時すでに武家以外でも婚礼調度品としての箪笥が和歌山で作られていたことがわかっています。 |
和歌山県 |
昭和62年4月18日 |
キリ材は、淡い黄色の木肌が上品で美しく、軟らかく、軽いといった収納家具の素材として適した特徴を備えています。和歌山は組手等の工作が細かく正確なことでも知られています。 |
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