かてる

実用日本語表現辞典

糅てる

読み方：かてる

「（飯などを）混ぜ合わせる」という意味の語。現代においては「かてて加えて」という言い回しで用いられることが多い。

（2021年4月21日更新）

あがつま語

かてる

[多]＝糅てる＝混ぜ合わせる＝仲間に入れる　・「かてて　くんない」「かたりゃあ　いいやい」

甲州弁辞典

かてる

甲州弁	意味	用例
かてる	仲間に入れる、加える ⇒かたる（同義）	しよんねえかててやる(仕方ない仲間に入れてやる)

下関弁辞典

かてる

方言	意味	例文	訳
かてる	仲間に入れる。	ねえねえ、わしも、かててえね。	ねえねえ、僕も仲間にいれてよ。

奥豊後の言葉

かてる(かつる)

糅(か)てる[意]加える、仲間に入れる[例]そんこぉ、かてちゃって(その子を仲間に入れてやって)

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かてる

出典:『Wiktionary』 (2021/11/26 15:31 UTC 版)

動詞:まぜる

かてる【糅てる】

1. (現代では余り使われない) まぜる、加える。元来は良くないものを加える、よくないものが重なるという意味である。
2. (方言) 仲間に入れる。

活用

語源

• 糅てより先に、和語として成立した。

類義語

• くわえる

派生語

• 糅て

熟語

• かててくわえて

関連語

• 粮、混ぜる

翻訳

• 英語: blend ^(en)
• 中国語: 糅 ^(zh),混合 ^(zh)

動詞:可能動詞

かてる【勝てる】（「かつ」の可能動詞）

1. 勝つことができる。