お箆焼供進祭
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お箆焼(おへらやき)供進祭は古い祭の形態を残しており、旧暦11月11日(元は旧暦霜月午日)に主基当番が、翌年旧暦1月11日(元は旧暦1月午日)に悠紀当番が行う。お箆焼は甘酒で練った米粉に干柿を割いて混ぜ込んだ生地を、牛鍬(うしんが)の鉄製の箆(長さ25センチ・幅15センチ)で焼いて作られる餅である。これは祭の前日に作られ、食べると邪障退散・病気平癒の霊験があると言われる。 例として、毎日新聞が取材に訪れた平成20年(2008年)には栩尾(とちお)地区の12戸がお箆焼作りを務め、米40キロ、甘酒25キロ、干柿240個を使用した。作られた餅は慣例通り、翌日に同神社に供えてお祓いを受け、約300軒の氏子宅に配られている。
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