おもいいれ

デジタル大辞泉

おもい‐いれ〔おもひ‐〕【思い入れ】

読み方：おもいいれ

［名］

１ 深く思いを寄せること。また、その思い。執心。「著者の—が感じられる作品」

２ 俳優が無言のうちに気持ちを表情やしぐさで表すこと。また、その演技。

３ 思わく。見込み。予想。

「—違ひまして迷惑いたすなり」〈浮・胸算用・四〉

４ 人望。人気。

「人の—もよろしく」〈浮・織留・四〉

［副］思いきり。

「—ひどい目に会わして頂戴(ちょうだい)」〈荷風・あぢさゐ〉

日本語活用形辞書

思ひ入れ

読み方：おもいいれ

【文語】ラ行四段活用の動詞「思ひ入る」の命令形。

終止形

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隠語大辞典

思入

読み方：おもいいれ

1. 劇場の通語、言葉を切り、暫時思案する心もちをいふ。
2. 心の内の情意を不言の間に示す役者の所作。〔歌舞伎〕
3. 〔演〕芝居で心の内の情意を所作だけで示すこと。

分類 東京／芸能、歌舞伎、演劇

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