おかちん

デジタル大辞泉

お‐かちん

《女房詞から》餅(もち)。かちん。

「—をごちそうになって」〈宇野浩二・苦の世界〉

隠語大辞典

お餠ちん

読み方：おかちん

1. いつも餅のやうにベタベタくつついて居る仲のよい若夫婦のことをいふ。〔情事語〕
2. 仲よく始終くつつき合つてる人。〔女学生用語〕
3. いつも餠のやうにベタベタくつついて居る仲のよい若夫婦のことをいふ。
4. 〔隠〕いつも餠の様にべたべたくつついて居る仲のよい若夫婦のこと。
5. いつも餅のやうにベタベタとしつついて居る仲のよい若夫婦のことをいふ。
6. 女学生隠語、餅の如く離れぬ仲の好いこと。
7. いつも餅のやうにべたついている仲のよい若夫婦のこと。
8. 仲よく、くつつき合つてゐること。オカチン（餅）はべたべたくつつくから。
9. いつも餠のようにべたべたくつついている仲のよい若夫婦のこと。
10. お餅のことだが、仲のいい夫婦のこと。〔風流〕

分類 俗語、女学生、学生、情事語

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。