『週刊金曜日』誌上での論争
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「安川寿之輔」の記事における「『週刊金曜日』誌上での論争」の解説
2010年(平成22年)8月27日、『週刊金曜日』は「韓国「強制併合」から100年」と題する特集を組んだ。安川は「虚構の「福沢諭吉」論と「明るい明治」論を撃つ」という記事を掲載し、「戦後のアカデミズムに君臨した丸山眞男と、国民作家の司馬遼太郎。この二人による作為的な歴史偽造が厳しく問われねばならない」と主張した。この記事に対して、佐高信は同年9月10日発行の同誌上に「風速計 敵から見たら」を寄稿し、「安川は丸山と司馬遼太郎を一緒にして批判している」と指摘し「私は安川に “天上天下唯我独尊居士” というニックネームを進呈したいくらいだ」と述べた。さらに、「悪名高き「脱亜論」にしても、福沢はそれを唱えながら、朝鮮独立運動のリーダーである金玉均を、自らの身に危険が及ぶのを覚悟で助けた」と福沢を擁護した。佐高の反論に対して、漫画原作者の雁屋哲は同年10月1日発行の同誌上に「論争 議論は理性的に」と題する反論記事を寄稿した。
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