『少女アリス』
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アリス出版が1979年6月頃から1981年6月まで刊行していた自販機本。創刊編集長はアリス出版初代社長の小向一実。2代目編集長はロリコンブームの仕掛人である川本耕次。通巻25号で終刊。ロリコンをテーマにした雑誌の第1号で「少女の恥部とかわいらしさを求めるアリスの少女愛好家のため」の雑誌を標榜し、最盛期の1980年8月には自販機雑誌としては破格の5万部を売り上げた。本誌は1982年にロリータ誌に転向した白夜書房発行の『ヘイ!バディー』に先駆けて刊行されていた美少女総合月刊誌であるが、メインであるヌードグラビアのモデルは全て18才以上であり、本物の少女ヌードは一切取り扱っていない所謂「疑似ロリータ誌」であった。しかしながら「当時、娘の制服を借りて来たのか、と張り倒したくなるようなババアがセーラー服姿でニカッと笑っているのが普通でさえあった自販機本業界にあって、おそらく本物の十代の少女が登場する数少ない総合グラフ誌」(斉田石也談)でもあったという。
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