ヘイ!バディーとは? わかりやすく解説

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ヘイ!バディー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 17:25 UTC 版)

『Hey!Buddy』(ヘイ!バディー)は、かつて白夜書房が刊行していた男性向け総合月刊誌である。初期のキャッチコピーは「熱くいこうぜ!相棒」。日本初のロリータ専門誌として知られ[1]1984年創刊の『ロリコンHOUSE』(三和出版)などとともに1980年代の第1次ロリコンブームを支えた[1]


注釈

  1. ^ これ以前にもアメリカ合衆国ヌーディスト村で撮影された『モペット』という少女ヌード写真集を輸入販売(リプリント販売)しようとした業者が税関で摘発され裁判所に訴えた、通称「モペット裁判」があるが。結果的に「幼女のワレメも性器である」と認定する判例が1980年に出ている[6][7]
  2. ^ 青山正明の連載「Flesh Paper」は本誌終刊後も各誌をわたり歩いて1996年まで数百回連載され、1999年には『危ない1号』第4巻「青山正明全仕事」としてデータハウスより書籍化された[11]

出典

  1. ^ a b 斉田石也『少女ヌード雑誌の変遷と現状分析『ヘイ!バディー』から『アリスクラブ』まで - Underground Magazine Archives』ワニマガジン社〈エロ本のほん : 完全保存版ムック1997年、エロ本の現在〉、1997年12月。ISBN 978-4898295717
  2. ^ a b c d ばるぼら (2008年10月26日). “ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者 - 青山正明の世界 第30回 ロリコンにおける青山正明(2)”. WEBスナイパー(大洋図書Web事業部). 2018年9月21日閲覧。
  3. ^ ばるぼら (2008年4月13日). “ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者 - 青山正明の世界 第4回”. WEBスナイパー(大洋図書Web事業部). 2018年9月21日閲覧。
  4. ^ “ワイセツ出版、三社摘発 警視庁”. 読売新聞・東京夕刊: p. 19. (1985年9月19日) 
  5. ^ a b ばるぼら (2008年11月16日). “ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者 - 青山正明の世界 第33回 ロリコンにおける青山正明(5)”. WEBスナイパー(大洋図書Web事業部). 2018年9月21日閲覧。
  6. ^ 高月靖『ロリコン』, p. 56- ロリコンブーム通史
  7. ^ ヒロイン手帖 その19 永山薫 表現規制において怖いのは自主規制、問われるのは作家より編集者(文/荒玉みちお・構成/うぶモード特ロリ班) - VOBO
  8. ^ a b ばるぼら (2008年6月1日). “ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者 - 青山正明の世界 第11回”. WEBスナイパー(大洋図書Web事業部). 2018年9月21日閲覧。
  9. ^ a b 昼間たかし (2011年12月27日). “昼間たかしの「100人にしかわからない本千冊」第1回 超豪華"B級"文化人がロリコンで釣ってやりたい放題『ヘイ!バディー』終刊号”. 日刊サイゾー(サイゾー). 2018年9月21日閲覧。
  10. ^ ばるぼら. “『ヘイ!バディー』 - 青山正明アーカイヴ”. jarchive.org. 2007年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月21日閲覧。
  11. ^ 青山正明『危ない1号〈第4巻〉特集 青山正明全仕事データハウス、1999年9月1日。ISBN 978-48871854012018年9月21日閲覧。
  12. ^ 高月靖『ロリコン』, pp. 78–88- 斉田石也インタビュー
  13. ^ 永山薫 (2010年8月21日). “80年代初期ロリコン漫画誌の時代−SFと美少女からエロ漫画への変遷を辿って”. WEBスナイパー(大洋図書Web事業部). 2018年10月5日閲覧。


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