「元少年A」の手記『絶歌』
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「神戸連続児童殺傷事件」の記事における「「元少年A」の手記『絶歌』」の解説
詳細は「絶歌」を参照 2015年6月10日、32歳となった元少年が手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』を太田出版から刊行した。初版10万部。「元少年A」名義となっており、犯行当時および現在の本名は記載されていない。週刊文春2015年6月25日号によれば、元々は幻冬舎に手記出版を持ちかけていたが、社長の見城徹が自社での出版を断念し、代わりに太田出版を紹介したのだという。手記の出版に対し被害者の遺族は出版中止と回収を求めており、発行元の太田出版は6月17日にウェブサイト上で「『絶歌』の出版について」という見解を表明した。初版が6月28日発行(6月10日発売)であったが、その後も7月10日付で第2刷、7月21日付で第3刷と増刷されている。近畿地方では本書を置かない方針とする書店や公共図書館も一部にある。全国的にも購入を踏みとどまる図書館が多いことから、日本図書館協会では6月29日に図書館の自由に関する宣言に言及したうえで、外部からの圧力によって購入についての判断を左右されることがないよう、全国の図書館に呼び掛けている。
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