wOBA 評価基準

wOBA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 11:20 UTC 版)

評価基準

評価 wOBA wRAA wRC wRC+
素晴らしい .400 40 105 160
非常に良い .370 20 90 140
平均以上 .340 10 75 115
平均 .320 0 65 100
平均以下 .310 -5 60 80
悪い .300 -10 50 75
非常に悪い .290 -20 40 60

wOBAに関する記録

通算wOBA

順位 選手名 wOBA
1 ベーブ・ルース .513
2 テッド・ウィリアムズ .494
3 ルー・ゲーリッグ .477
3 オスカー・チャールストン .477
5 ジミー・フォックス .461
6 ロジャース・ホーンスビー .459
6 ターキー・ステアーンズ .459
8 ミュール・サトルス .455
9 ハンク・グリーンバーグ .453
10 タイ・カッブ .445
  • 2023年シーズン終了時点。通算3000打席以上が対象。[6]

通算wRC+

順位 選手名 wRC+
1 ベーブ・ルース 194
2 テッド・ウィリアムズ 187
3 オスカー・チャールストン 181
4 ターキー・ステアーンズ 173
4 バリー・ボンズ 173
6 マイク・トラウト 171
6 ルー・ゲーリッグ 171
8 ロジャース・ホーンスビー 170
8 ミッキー・マントル 170
10 ミュール・サトルス 167
  • 2023年シーズン終了時点。通算3000打席以上が対象。[7]

シーズンwOBA

順位 選手名 所属球団 wOBA 記録年 備考
1 ジョシュ・ギブソン ホームステッド・グレイズ英語版 .639 1943年 ニグロリーグ記録
2 ジョシュ・ギブソン ホームステッド・グレイズ .613 1937年
3 チャーリー・スミス英語版 リンカーン・ジャイアンツ英語版 .602 1929年
4 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .601 1920年 ア・リーグ記録
5 ミュール・サトルス セントルイス・スターズ英語版 .585 1926年
6 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .578 1921年
7 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .569 1923年
7 テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス .569 1941年
9 ジョシュ・ギブソン ホームステッド・グレイズ .566 1939年
10 オスカー・チャールストン ハリスバーグ・ジャイアンツ英語版 .562 1925年

シーズンwRC+

順位 選手名 所属球団 wRC+ 記録年 備考
1 ジョシュ・ギブソン ホームステッド・グレイズ英語版 251 1943年 ニグロリーグ記録
2 オスカー・チャールストン セントルイス・ジャイアンツ英語版 249 1921年
3 ジョシュ・ギブソン ホームステッド・グレイズ 246 1937年
4 オスカー・チャールストン ハリスバーグ・ジャイアンツ英語版 245 1924年
5 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 244 2002年 ナ・リーグ記録
6 ジョシュ・ギブソン ホームステッド・グレイズ 241 1939年
7 テッド・ストロング英語版 カンザスシティ・モナ一クス英語版 239 1941年
8 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 235 2001年
9 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 234 1920年 ア・リーグ記録
10 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 233 2004年
10 バック・レナード ホームステッド・グレイズ 233 1941年
  • 2023年シーズン終了時点[9]

xwOBA

wOBAはヒットや二塁打などの打席結果によって計算される指標であるが、このような打席結果は相手チームの守備に影響される。 この影響を排除するために開発されたのがexpected wOBA (xwOBA)である。xwOBAは「打席結果となった打球データ(速度・角度)と打者の走力(Sprint Speed)から期待される得点価値と、三振・四死球」で計算されるもので、打球データはMLBではスタットキャストよりデータを取得し計算する[10]。守備の影響を完全に排除した指標であるため、例えば打者が相手チームのシフトの逆を突いて弱い打球を狙って打ったとしてもxwOBA上では低い価値となる。

xwOBAを防御率ベースに変換したものをxERAといい、主に投手の評価に利用される。


  1. ^ wOBA”. FanGraphs. 2013年7月6日閲覧。
  2. ^ Standard wOBA”. Tangotiger. 2013年12月13日閲覧。
  3. ^ wRAA”. FanGraphs. 2013年7月6日閲覧。
  4. ^ a b データで見る!最もチームに貢献した打者とは…”. 週刊ベースボールONLINE. 2015年2月19日閲覧。
  5. ^ wRC and wRC+”. FanGraphs. 2013年7月6日閲覧。
  6. ^ fangraphs.com/leaders”. FanGraphs. 2023年10月3日閲覧。
  7. ^ fangraphs.com/leaders”. FanGraphs. 2023年10月3日閲覧。
  8. ^ fangraphs.com/leaders”. FanGraphs. 2023年10月3日閲覧。
  9. ^ fangraphs.com/leaders”. FanGraphs. 2023年10月3日閲覧。
  10. ^ Expected Weighted On-base Average (xwOBA)”. MLB.com. 2020年9月14日閲覧。


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