au BOX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 14:32 UTC 版)
2009年10月1日、販売予定台数に達したとして11月以降の新規受付の終了を発表した[1]。また、auひかりのセットトップボックスとしては2011年3月31日で新規受付を終了した。
後継機としてHD-STBが2010年6月2日から提供を開始された[2]。2015年8月13日にサービスが終了しCD・DVDプレイヤーとしての機能のみが利用できる[3][4]。
サービス概要
利用するにはau携帯電話のCDMA 1X WINまたはauひかりの契約が必要で、1年以内に解約する場合は5250円の違約金がかかる。テレビサービスを利用するにはauひかり TVサービスを契約する必要がある。音楽配信・動画配信・ブラウザ利用には利用するプロバイダには制限がないが、利用するインターネット環境は最低でもADSL10Mbps以上またはケーブルテレビ接続または光ファイバー接続が必要。au携帯電話に曲を転送するには、法人向けを除くKCP+対応機種(ただし例外としてE08Tに限り、法人向けKCP+対応機種に関わらず、着うたフルプラスやLISMO Videoなどに対応している)である必要がある。
au携帯電話のオプション契約としての利用料金は月額315円。auひかりのオプション契約としての利用料金は月額2,520円。
サービス内容
音楽
- CD・DVDドライブを搭載しているため音楽と映像の両方を楽しめる。
- CDから楽曲を取り込んでKCP+対応のau携帯電話およびソニー製のデジタルオーディオプレーヤー「ウォークマン」に転送して音楽を聴くことができる。
- au携帯電話でダウンロードした着うたフルを内蔵スピーカーで聞くことができる。
- インターネット接続環境があれば音楽配信「mora for LISMO」で購入した楽曲を内蔵スピーカーで、またはau携帯電話および「ウォークマン」に転送して音楽を聴くことができる。
- 1GBのフラッシュメモリを搭載し、このうち約200MBをコンテンツ保存用に利用できる。
映像
- DVDプレイヤーとして映像を鑑賞することが出来る。
- インターネット接続環境があれば映像配信「LISMO VIDEO STORE」で購入したビデオを携帯電話に転送して携帯電話で鑑賞できる。
- auひかり契約者の場合、多チャンネル放送やビデオレンタルのサービスを利用することができる。
- ビデオデッキやビデオカメラなどの映像をau携帯電話で鑑賞できる動画(3GPP2・拡張子3g2)に変換できる機能を持っている。
インターネット
- Operaを搭載しているので付属のリモコンによりインターネットを見ることができる。
対応端末
- ^ “au BOX”. KDDI株式会社. 2010年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月12日閲覧。
- ^ 『「auひかり」においてハードディスク (HDD) を内蔵したセットトップボックス「HD-STB」の提供開始について』(プレスリリース)KDDI株式会社、2010年5月26日 。2012年10月15日閲覧。
- ^ “「au BOX」サービス終了 「スマホやタブレットが普及したため」”. ITメディア. 2019年6月20日閲覧。
- ^ “【重要】セットトップボックス ( au BOX ) ご利用終了にともなうセットトップボックス機種変更のお願い”. auひかり. KDDI株式会社 (2012年10月10日). 2012年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月14日閲覧。
- 1 au BOXとは
- 2 au BOXの概要
- 3 VIP1830
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