SISTAR 来歴

SISTAR

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 14:10 UTC 版)

来歴

2010年3月にメンバーのイメージ写真が公開され、4月にはヒョリンがクリスティーナ・アギレラの「Hurt」を歌う動画が公開され、話題となった。5月にはサムスンの携帯電話CMにチャン・グンソクと共に出演するメンバーを選ぶネット投票が行われ、最多得票数を得たヒョリンが「チャン・グンソクの彼女」に選ばれ、デュエット曲「Magic Drag」を発表した。

2010年6月3日にシングル『Push Push』を発売して公式デビュー。ガオン・デジタル総合チャートで9位、Mnetチャートでは2位を占めた。「Push Push」の「猫ダンス」と呼ばれる振り付けは色々なパロディが流行し、さらにデビュー1週間にしてCMに起用された。このような活躍の中、メンバーのヒョリンが体調を崩すこともあった。8月27日には2ndシングル「虚飾ガール」を発売すると、各種音源チャートで上位にランクインし、ガオン・デジタル総合チャートで4位を記録した。また日本での公演や、タイで広報大使を引き受けて、アジア進出の可能性を見せた。この曲の活動中、ステージ上でボラが雨に滑って転倒し、指を骨折した[4]。11月25日に発売予定だった3rdシングル「あなたなんて」は、北朝鮮の延坪島砲撃事件により延期になり、12月3日に発売された。「あなたなんて」はあらゆる音源チャートで1位を獲得し、ガオン・デジタル総合チャートでは2位を記録した。Sistarはこの曲でデビュー6ヶ月にして初めてKBS「ミュージックバンク」で1位を獲得したが、歌詞の内容や振り付けが放送にふさわしくないとして一部修正を受けた。また同時期にキム・ヨナと共同でCMソング「Super Girl」を発売した。 12月9日には「ゴールデンディスク大賞」にて新人賞を受賞[5]

2011年5月3日、ボラとヒョリンによるユニット「Sistar19(シスターナインティーン)」でシングル「Ma Boy」を発売。ガオンチャートで2位、ミュージックバンクでも2位を獲得。 Sistar19の活動が終わる頃、ヒョリンはKBS「不朽の名曲2」に出演し、優れた歌唱力を披露して2度の優勝を獲得した。8月9日、初の正規アルバム『So Cool』を発売。タイトル曲「So Cool」は各種音源チャートで1位を獲得し、デビュー以来初めてガオンチャートで1位を獲得した。またデビュー後初めてSBS 「人気歌謡」にて1位を獲得した。9月に放送されたMBC「アイドルスター陸上選手権大会」にて、ボラが100m走、100mハードル走、400mリレーで優勝したのを初めとして、メンバーそれぞれが好成績を残して注目を集め、「陸上ドル」という呼び名がつけられた[6]

2012年1月11日、「ゴールデンディスク賞in大阪」にてデジタル音源賞を受賞 [7]。4月12日、ミニアルバム『ALONE』を発売。タイトル曲「私ひとり (Alone)」はエレクトロニカから離れナチュラルな音を取り入れた楽曲で、これまでの明るく元気なイメージとは異なる大人っぽいセクシーなコンセプトに挑戦し、ミュージックビデオの撮影はラスベガスで行われた。アルバム発売日にはミニコンサートが行われ、この様子はYouTubeなどを通じて世界に向けて生中継された[8]。「私ひとり (Alone)」は各種音源チャートや音楽番組で1位を獲得し[9][10]、アメリカのビルボードの「K-POP HOT 100」チャートで4週連続1位の新記録を達成するなど[11]、大きな成功を収めた。 6月28日、サマースペシャルアルバム『Loving U』を発売[12]。タイトル曲「Loving U」は夏のバカンスをイメージした可愛らしく爽やかな楽曲で、ミュージックビデオは全編ハワイロケで撮影された[13]。『Loving U』でも成功を収めると、9月15日にソウルオリンピック公園のオリンピックホールにて初の単独コンサートを開催した[14]

2013年1月31日、SISTAR19によるミニアルバム『있다 없으니까(いたのにいなくなったから)』を発表。タイトル曲「いたのにいなくなったから」は別れのむなしさと痛みを表現したヒップホップ曲[15]

2017年6月、ソユとダソムはSTARSHIPエンターテインメントと再契約を締結[16]。ボラはHOOKエンターテインメントと専属契約を締結[17]。11月、ヒョリンは所属事務所Bridgeを設立[18]

2024年1月16日、ボラとヒョリンのユニット「Sistar19」が11年ぶりにシングル「NO MORE(MA BOY)」をリリース[19]


  1. ^ a b Yeung, Neil Z.. Sistar | Biography & History - オールミュージック. 2020年12月13日閲覧。
  2. ^ SISTAR、解散を電撃発表(公式全文) Kstyle 2017年5月23日付記事 (STARSHIP公式)
  3. ^ https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2071474 “解散”SISTAR、最後のステージを終え活動を終了…ボラ&ヒョリン&ソユがSNSで挨拶「愛してるよ、ありがとう」kstyle 2017年06月04日
  4. ^ SISTARのボラ&イ・スンファン、公演中事故一足遅れて話題 innolife 2012年9月22日
  5. ^ ビーストとシークレットにシスター、ゴールデンディスク大賞で新人賞 中央日報2010年12月10日
  6. ^ SISTAR ― ステージを駆ける少女たち kstyle 2012年1月17日
  7. ^ SISTAR ボラ「ゴールデンディスク」受賞記念写真公開 kstyle 2012年1月13日
  8. ^ SISTAR、カムバックミニコンサートをYouTubeで世界に生中継 kstyle 2012年4月9日
  9. ^ SISTAR、新曲「私一人(Alone)」で音源チャートを独占! Kstyle 2012年4月16日
  10. ^ SISTAR、人気歌謡で1位を獲得! Kstyle 2012年5月6日
  11. ^ SISTAR、異例の記録を達成!米ビルボードのK-POPチャートで史上最長期間1位をキープ Kstyle 2012年5月11日
  12. ^ SISTAR「Loving U」米ビルボードK-POPチャート1位に! Kstyle 2012年7月5日
  13. ^ SISTAR、新アルバム「Loving U」で連打席ホームランに成功 中央日報2012年6月28日
  14. ^ SISTAR、初の単独コンサートを開催!3,000人のファンが“大熱狂” kstyle 2012年9月16日
  15. ^ SISTAR19、音源チャート2日目も1位 innolife 2013年2月1日
  16. ^ ソユ&ダソム、STARSHIPエンターテインメントと再契約
  17. ^ ボラ、新事務所へ移籍
  18. ^ ヒョリン、単独で企画会社を設立
  19. ^ “11年ぶりの復活”「SISTAR19」、ニューシングル「NO MORE (MA BOY)」がiTunesチャートが9か国で1位を席巻”. wowKorea(ワウコリア) (2024年1月20日). 2024年2月2日閲覧。
  20. ^ SISTAR ヒョリン、歌唱力のあるアイドル1位に…SUPER JUNIORやBEASTも絶賛 kstyle 2012年11月21日
  21. ^ SISTAR ヒョリン、Secret ジウンらと4人組グループを準備していた過去を告白 kstyle 2012年4月4日
  22. ^ 「Queendom2」出演者発表:Kep1er, ブレガ, 宇宙少女, VIVIZ….「ラインナップ弱い」の声 デバグ - K-POP ニュース &ゴシップ 2022年2月21日
  23. ^ 【スターコラム】SISTAR、ダンサーのボラ vs 顔の広いボラ ― Vol.2 kstyle 2013年1月3日
  24. ^ SISTAR ボラ、光のような速度でチームの勝利を牽引“スポーツアイドルを証明” kstyle 2012年12月9日
  25. ^ 【スターコラム】SISTAR ソユ vs カン・ジヒョン ― Vol.4 kstyle 2013年1月5日
  26. ^ SISTARソユ、「4Minuteのメンバーになるところだった」 KSTARニュース 6月15日
  27. ^ Vol.2 ― SISTAR 「My name is...」 kstyle 2012年3月24日



SistAr

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 04:33 UTC 版)

SistAr」(シスター)は、Chelsyの3rdシングル。2015年5月27日ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズより発売された[2]




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