Re:Monster 登場人物

Re:Monster

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 15:39 UTC 版)

登場人物

人間種以外のいわゆる人外種は「存在進化(ランクアップ)」して種族が変わるごとに改名しており、人間種の場合は一応名前が設定されている者もいるが、大半は見た目を形容した仇名か役職・立場で呼称されている。
声の項はテレビアニメ版の声優。

傭兵団《戦に備えよ(パラベラム)》

主人公をリーダーとする傭兵団。ゴブリンの集団から始まって、エルフや人間種、その他の種族も取り込みつつ勢力を伸ばしている。盗賊団を襲撃しての資金稼ぎ等を経て、王都で総合商会としての1号店(雑貨屋)を開業。迷宮都市・パーガトリィの2号店では《迷宮運送業者(ダンジョン・シェルパ)》派遣業務などを行っている他、クーデルン大森林にある本拠地は要塞化しており、店舗で販売・貸出する各種の品物を生産する施設や保養施設「パラベラ温泉郷」を開設している。

団員は共通のイヤーカフスを身につけているが、付けるかどうかは自由意思という事になっている。

主人公の考え方から団内の福利厚生は充実しており、捕虜となり建前上「奴隷」として働かされている者たちにすら、一定の休日や、働きによっての昇給や待遇の向上が認められており、正式な入団や元の生活への解放が約束されている。

また、定期的に地獄の訓練祭などの催しも開催している。

幹部

オバ朗(オバろう)
(ゴブ朗→オガ朗→アポ朗→オバ朗)
声 - 佐藤拓也[3]
  • 種族:小鬼(ゴブリン)→中鬼・亜種(ホブゴブリン・バリアント)→大鬼・希少種(オーガ・レアスペシーズ)→使徒鬼・絶滅種(アポストルロード・エクスピシーズ)→金剛夜叉鬼神・現神種(ヴァジュラヤクシャオーバーロード・ヴァイシュラシーズ)
本作の主人公[1]。元の名は「伴杭彼方(ともくい かなた)」。希少なESP能力者であり強化処置を受けた優秀な人間だが肝心な所が抜けている。同僚と飲みに行ったその帰り道、街妹的存在兼ストーカーな少女と出逢い、満月の夜に主人公は殺されることとなった。
異世界においてゴブリンに転生した主人公はゴブ爺に「ゴブ朗」と名付けられる[注 2]。転生したゴブ朗は原因不明ではあるが、前世の異能――喰らった対象の能力などを一定確率で自分のモノにするESP能力【吸喰能力(アブソープション)】を持ったまま転生している。基本的に身内や部下は大事にするが、能力主義かつ合理主義でもあり、命令に逆らい和を乱す者や周囲の害にしかならない無能な者には冷淡で使い潰すことも辞さない[注 3]
ゴブ朗の成長力は異常に速く、転生後11日目にして黒い肌のホブゴブリンへと進化し、同年代ゴブリンを中心としたコミュニティーのリーダーとなる。33日目、単独行動中に出くわした巨大なハインドベアー・亜種(通称・レッドベアー。近辺の主。)との死闘の末に勝利し、大鬼・オーガに進化する(35日目)。この死闘によって左腕を失ってしまうが、魔術師ベルベットの遺産から手に入れたマジックアイテムの銀色の義手「白銀の義腕(アガートラム)」を取り付けることになる(37日目)。その姿は黒い肌をして、片腕が銀腕という特異な姿をしたオーガとなり、名をオガ朗と改める。その後色々あって「使徒鬼・絶滅種(アポ朗)」を経て、神代ダンジョン・フレムス炎竜山を攻略したことで「金剛夜叉鬼神・現神種」へと進化。神となったアポ朗は名をオバ朗と改める。その姿は角が5本、4本腕の銀腕で、髪の毛は銀色、金色の刺青を全身に施し、目の色は金色、漆黒の肌をした鬼神。何とも派手な姿だが、強くなりすぎてきたせいか、ラーニングの確率が低下していることと、飲んでも酔える酒が減っているのが悩み。
【吸喰能力】で得たアビリティを組み合わせて新たな能力を作り出すのが半ば趣味となっている。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】主要人物で【終焉と根源の大神】の【加護】持ち。
真名【夜天童子】を獲得。
固有能力【百鬼夜行の頭領】、【逢魔時の鬼喰らい】を獲得。
※※※から獲得(特定条件種、特定条件行動、特定条件個体をクリアのため)
特殊能力【異教天罰(ヘレシー・ネメシス)】、【運命略奪(フェイト・プランダー)】、【神話的主要人物・世界詩篇[黒蝕鬼物語]】、【迷宮略奪・鬼哭異界】、【世界の宿敵・飽く無き暴食】獲得。
武器は長物を好み、得物は鍛冶師さんによる強化改造が施されたハルバードと、ベルベットの遺産から見つけた朱槍「餓え渇く早贄の千棘(ガルズィグル・ベイ)」や呪槍。右腕には籠手に変化する腕輪「孤高なる猛威(エグルサ・プル)」を装備。【終焉】系統魔術を扱う。
ミノ吉(ミノきち)
(ゴブ吉→オガ吉→ミノ吉)
声 - 細田健太[4]
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン→大鬼・亜種(オーガ・バリアント)→牛頭鬼・新種(ミノタウロス・ニュスペシス)→雷牛帝王・超越種(ギガミノテリオス・スペリオリシーズ)
生後4日目に主人公の初めての仲間となる。物を考えるのは苦手で不器用[注 4]。当初は捨て駒候補だったが現在は主人公の一番の心友であり、アス江の恋鬼。
こと戦闘に関しては主人公に次ぐ実力者で、戦闘狂の斧使い。多様なアビリティで相手の隙を突いて戦う主人公と比べて純然たる戦闘力で上回っている。
物ごころついた頃から兄弟の中でも一際遠くを見て歩み続ける主人公を倒して「対等の存在」になる事を目標としている。そのため主人公が存在進化して力量差が開くと、それに追いつこうと頑張りすぎることもある。新たな進化を果たしたり、修行から帰った際には主人公との組み手や実戦訓練を行っており、彼との稽古は主人公にとっても純然たる楽しみとなっている。
重武装部隊《アンガー》の隊長を務める雷牛帝王・超越種。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【炎の亜神】、【戦乱の亜神】、【雷光の神】の三柱からの【加護】持ち。
称号【斧滅大帝】を獲得。
固有能力【斧滅なる者】、【渇望し天上へ至る者】を獲得。
真名【雷炎牛皇(ケラウノス)】を獲得。
固有能力【雷天神牛(ゼウス)の系譜】、【神殺しの雷炎】を獲得。
※※※から獲得(特定条件種、特定条件行動、特定条件個体をクリアのため)
特殊能力【武勇蒐集】、【蹂躙制覇】を獲得。
武器は重量級を使い、主人公謹製の棍棒や楯。火精石付きのクレッセントアックス。ベルベットの遺産から見つかったグレイトアックス「魔焼の断頭斧」とタワーシールド「黒鬼の俎板」を装備する。
カナ美(カナみ)
(ゴブ美→ダム美→カナ美)
声 - 加隈亜衣[4]
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン→半吸血鬼・亜種(ダムピール・バリアント)→吸血貴族・亜種(ヴァンパイア・ノーブル・バリアント)→氷血真祖・超越種(アスラッド・トゥルーヴァンパイア・スペリオリシーズ)
生後6日目に二番目の仲間となった。主人公の恋鬼。主人公の恋鬼としてはまだ子供がなく、人間の赤髪ショートたちに一歩先んじられているためか、プライベート時には主人公にくっついていることが多い。ゴブリンだったころから主人公には好意を寄せていたが、その分主人公に危害を加えようとする者には全くもって容赦がない。
遠距離攻撃部隊《リグレット》の隊長を務める氷血真祖・超越種。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【氷原の神】、【冥府の神】の二柱からの【加護】持ち。
称号【氷界女帝】、【鬼神の正妻】を獲得。
真名【月蝕神醒(ヘカテリーナ)】を獲得。
傭兵団≪戦に備えよ≫が誇る美人六傑の一鬼。
アス江(アスえ)
(ゴブ江→アス江)
声 - 植田佳奈[4]
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン→半地雷鬼(ハーフ・アースロード)→地雷鬼・亜種(アースロード・バリアント)→地獄閻鬼・亜種(アスフェールラージャ・バリアント)
生後21日目に三番目の仲間となった、ミノ吉の恋鬼。趣味は精霊石などの採取で、採掘作業中に迷宮《ベルベットの隠し宝物殿》を発見したり、温泉を掘り当てたりした。関西系の訛りがある(彼女以外にも何名か訛っている者はいる)。世話好きな姐御肌で情が深い。
後方支援部隊《プレジャー》の隊長を務める地獄閻鬼・亜種。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【地震の神】の【加護】持ち。
真名【大地母鬼(テッラ)】を獲得。
称号【地殻雷鎚】を獲得。
スペ星(スペせい)
(ゴブ星→ホブ星→スペ星)
声 - 山根綺[5]
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン・メイジ→半魔導鬼(ハーフ・スペルロード)→魔導鬼・亜種(スペルロード・バリアント)→煌魔星女王・亜種(スペリティタンクイーン・バリアント)
27日目に出稼ぎから帰還した年上ゴブリン組の一鬼で、登場当初は雌のホブゴブリン・メイジだった。知力に優れたタイプで、主人公が旧ホブコブリン・リーダーと対立した際に一対一の勝負でカタをつけるように提案した。魔導書の収集癖があり、主人公の持っていた「魔術師入門基礎魔術一覧・中巻」もいつの間にか所有していた。メイジとしての冷静さからブラ里のブレーキ役。と言っても事後に軽くたしなめる程度で、どちらかというとじゃれ合いに近い。
魔法行使部隊《アゴニー》の隊長を務める煌魔星女王・亜種で、自身の身を守り魔術を補助する8つの球体を周囲に浮かべている。進化によって魔術の威力が上がりすぎており、主人公と同様に全力を出せる機会が減っている。
【炎熱】系統魔術を得意とし、【水氷】【深淵】系魔術も扱える。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【魔術の神】と【杖の亜神】の二柱からの【加護】持ち。
真名【流星魔涙(エトワール)】を獲得。
称号【崩星導師】を獲得。
ブラ里(ブラさと)
(ゴブ里→ホブ里→ブラ里)
声 - 大森日雅[5]
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン→半血剣鬼(ハーフ・ブラッディロード)→血剣鬼・亜種(ブラッディロード・バリアント)→血剣軍女帝・亜種(ブラッディレイドエンプレス・バリアント)
27日目に出稼ぎから帰還した年上ゴブリン組の一鬼で、登場当初は雌のホブゴブリンだった。主人公の訓練を受けた結果、剣技に適性を見せ、魔剣・名剣の類を収集するようになる。魔導書収集をしているスペ星と共に散々買い漁った挙句、盗賊狩りで稼いだ資産を使い果たしてしまった事もある。同年代のスペ星には頭が上がらない。
種族的な特質でもあるが血に酔って暴走してしまう事も多く、漫画版ではホブゴブリンだった頃にも主人公が旧ホブコブリン・リーダーを縛りあげてサンドバッグにするありさまを見て、他の者はみなドン引きする中、目を輝かせていた。
軽武装部隊《ヘイトリッド》の隊長を務める血剣軍女帝・亜種。進化したことで血剣の翼を有するようになった。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【血の神】と【剣の亜神】の二柱からの【加護】持ち。
真名【灼血闘剣(エルペンスト)】を獲得。
称号【剣嚇錆焙(けんかくしょうばい)】を獲得。
セイ治(セイじ)
(ゴブ治→ホブ治→セイ治)
声 - 村田太志
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン・クレリック→半聖光鬼(ハーフ・セイントロード)→聖光鬼・亜種(セイントロード・バリアント)→聖輝鬼王・亜種(セイリーネスキング・バリアント)
同年代ゴブリンの一鬼で、初めてクレリックになった個体。治療及び防御特化型。タイプは違うが≪戦に備えよ≫内でも主人公と並ぶイケメンで、アイ腐とクギ芽を含めて数名の女鬼によるハーレムが形成されている。性格も誠実かつ温厚で主人公を「兄さん」と呼び慕っており他の団員、特に人間種のメンバーとの付き合いも良好。オフの時にはボランティア並みの低料金で治療行為を行っている。
医療部隊隊長《プリエール》を務める聖輝鬼王・亜種。鬼珠(オーブ)から具現化するメイスで「殴ること」で相手を治療する能力も持つ。この際には痛みはないが殴られる衝撃はある。防御結界である「聖力領域(シェル・フィールド)」は主人公でもアビリティを使わない素の状態では一撃では抜くことが出来ない。聖輝鬼王・亜種となってからはカリスマを感じさせるようになっており、治療再生能力は両腕どころか下半身が欠損した状態でも「生きていれば完全に治せるレベル」に到達している。このことから彼の部隊がいれば「即死さえしなければ助かる」ので《戦に備えよ》で行われる訓練は死に掛けるのも想定の内という厳しさである。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【慈愛の亜神】の【加護】持ち。
真名【慈善救命(クルーティオ)】を獲得。
称号【救光慈父】を獲得。
アイ腐(アイふ)
(ゴブ浮→ホブ浮→グル腐→イロ腐→アイ腐)
声 - 小見川千明
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン・メイジ→死食鬼(グール)→鬼腐人・亜種(フィメロット・バリアント)→腐死鬼姫・新種(アーディハイド・ニュスペシス)
同年代ゴブリンの一鬼で、腐肉が好きで死食鬼になった色モノ担当。存在進化するごとに人形のような作り物めいた美しさを持つようになり、生体防具もドレスにハイヒールと夜会に赴く令嬢の如くだが、特殊な趣味を持ち合わせており≪戦に備えよ≫美人六傑からは外されるなど、男性団員からの受けはいまひとつ。オフの時には種族を問わず、己の趣味の布教活動は欠かさない。趣味はあくまで趣味らしく、クギ芽と共にセイ治のハーレムのツートップとしてまとめ役をしている。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。腐女子にして、【腐食の神】の【加護】持ちで身体から発する黒い瘴気のようなものは触れただけで種類を問わず腐食させる効果を持つ。
真名【魂魄腐界(コロージョン)】を獲得。
称号【凶険腐導】を獲得。
クギ芽(クギめ)
(ゴブ芽→ホブ芽→ドド芽→クギ芽)
  • 種族:ゴブリン→ホブゴブリン→百々目鬼(どどめき)→九祇眼鬼(くぎめき)→九祇鬼姫・亜種(くぎおにひめ・バリアント)
同年代ゴブリンの一鬼で、眼の位置はヒトと同じ場所に一対、眉の部分に一対、額の中心に他よりも大きい眼が縦に一つ、掌に一対、手の甲に一対だが、必要な時以外はヒトと同じ位置のみを開いている。巫女さんのような和装風生体防具[注 5]を纏い、和傘型の生体武器と黒銀と翡翠で出来た扇型マジックアイテム【夜風の太夫】を装備。オフの時にはセイ治の手伝いをしている他、≪戦に備えよ≫で催される宴会の際にもセイ治と共に部下たちにかしずかれて優雅に待っているため、宴に出す料理の準備など何かと自分から行動してしまう主人公よりも上官っぽい。
【世界詩篇[黒蝕鬼物語]】副要人物にして、【八陣ノ鬼将】の1人。【観測の亜神】の【加護】持ち。
鬼将の一鬼ではあるが情報収集に特化している。妖術が扱えるが、戦闘力はけして高くはない。自身の「眼」で見た情報をセイ治とリンクすることで、攻撃の激しい箇所に防御結界を集中・分配させる「絶対防御」を実現する。
真名【運命導眼(オイユ)】を獲得。
称号【視鬼后官】を獲得。

称号【鬼神の権妻】持ち

赤髪ショート(ルベリア・ウォールライン)
声 - 菅野真衣[4]
年上ゴブリンたちが捕まえてきた5人の女性の一人。
総合統括機関(ギルド)「弱者の剣」から護衛依頼を受けていた冒険者。
狼系犬っ子キャラで、主人公の恋人の一人。
職業【戦士】、【農婦】、【魔喰の戦士】、【聖獣喰い】、【鬼子の聖母】などを持つ。
222日目に主人公の三女・オプシー(使徒鬼・亜種)を出産した。
【戦獣の亜神】の【加護】持ち。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。称号【赤餓狼】を獲得。
姉妹(姉)さん(フェリシア・ティミアノ)
声 - 山村響[5]
年上ゴブリンたちが捕まえてきた5人の女性の一人。
行商人(ペドラー)の一団である≪星神亭≫に所属していた。
似た顔をした妹が居る。
主人公の恋人の一人で巨乳。
職業:【行商人】、【料理人】、【仕立屋】、【料理長】、【鬼子の聖母】などを持つ。
111日目に主人公の長女・オーロ(半人大鬼)を出産した。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
姉妹(妹)さん(アルマ・ティミアノ)
声 - 山村響[5]
年上ゴブリンたちが捕まえてきた5人の女性の一人。
行商人の一団である≪星神亭≫に所属していた。
似た顔をした姉が居る。
主人公の恋人の一人で貧乳。
職業【行商人】、【料理人】、【仕立屋】、【料理長】、【鬼子の聖母】等を持つ。
111日目に主人公の長男・アルジェント(半人大鬼)を出産した。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
鍛冶師さん(エメリー・フルラット)
声 - 島袋美由利[5]
年上ゴブリンたちが攫ってきた五人の女性の一人。
行商人(ペドラー)の一団である≪星神亭≫に所属していた。
主人公の恋人の一人でほんわかとした雰囲気の癒し系。
職業【行商人】、【鑑定士】、【鍛冶師】、【精霊鍛冶師】、【鬼子の聖母】などを持つ。
114日目に主人公の次男・鬼若(上級大鬼)を出産した。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
錬金術師さん(スピネル・フェアン)
声 - 東城日沙子[5]
年上ゴブリンたちが捕まえてきた5人の女性の一人。
行商人の一団である≪星神亭≫に所属していた。
主人公の恋人の一人で眼鏡を掛けた知的なクール系美人だが、後述のドライアドさんの件でゴブ美をはじめ、皆がへそを曲げていたところ。主人公に相談された際に説明したうえでかなり情熱的なアプローチを行った。
職業【行商人】、【錬金術師】、【魔道具製作師】、【鬼子の聖母】などを持つ。
114日目に主人公の次女・ニコラ(人間)を出産した。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
女騎士(テレーゼ・イースト・エッケルマン)
声 - Lynn
元・王国騎士。大森林に攻め込んできたが敗北し、捕虜となる。人間のメンバーの中では主人公に心身共に屈服した後に入団した。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。称号【憐輝士】を獲得。周囲の対象の戦闘意欲をそぎ落とす「憐輝」を発する。
ドリアーヌさん(ドリアーヌ・デュブエ)
声 - 原由実
大森林に棲むドライアドで、主人公が単独行動中に出会った。主人公の(今世での)初体験の相手で、彼女と出会ったことが発覚したことで主人公の恋人たちが一気に攻勢に出た。主人公の分体を吸精したことでドリアーヌに存在進化した。樹から離れて独立行動が可能になったため、拠点に引っ越してくる。
称号【鬼神の権妻】を獲得。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【艶美華】を獲得。
名前はドライアドさん→ドリアーヌさん。
種族はドライアド→美花頭女(ドリアーヌ)。

主人公の子供

オーロ
主人公の第一子で長女。けっこうお茶目な性格で弟のアルジェントを振りまわしている。料理が趣味。
111日目に姉妹(姉)さんが出産した子で、人間と鬼種の混血である【混沌種】。
右手の甲に金色の“鬼珠”があり、金の弓とハルバードを具現化できる。
オーロ=金を意味する。
【職業・鬼児】を持つ。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【金砲姫】を獲得。
種族は半人大鬼(オーガ・ミックスブラッド)→半人武鬼・亜種(ロード・ミックスブラッド・バリアント)
アルジェント
主人公の第二子で長男。父である主人公を尊敬して日々修業に励んでいるが、姉と弟に振り回される苦労人。それなりに料理ができる。
111日に姉妹(妹)さんが出産した子で、人間と鬼種の混血である【混沌種】。
左手の甲に銀色の“鬼珠”があり、銀の弓とパルチザンを具現化できる。
アルジェント=銀を意味する。
【職業・鬼児】を持つ。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【銀槍王】を獲得。
種族は半人大鬼(オーガ・ミックスブラッド)→半人武鬼・亜種(ロード・ミックスブラッド・バリアント)
鬼若(おにわか)
主人公の第三子で次男。ミノ吉を尊敬しているためか、少々脳筋気味。母親の仕事(鍛冶)にも興味がある様子。
114日に鍛冶師さんが出産した子で【獄卒暴鬼】。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【暴乱王】を獲得。
種族は上級大鬼(ハイ・オーガ)→獄卒暴鬼(ごくそつあばれおに)
ニコラ
主人公の第四子で次女。
114日に錬金術師さんが出産した子で【人間】。
金髪碧眼。通常より成長は早い物の、まだ赤ん坊。
【職業・鬼児】、【職業・紋章術師(クレストメイカー)】を持つ。
オプシー
主人公の第五子で三女。
222日目に赤髪ショートが出産した子で【使徒鬼・亜種(アポストルロード・バリアント)】。
灰髪紅眼。成長が早くニコラよりは若干成長しているが、まだ幼児。
【宝石の神】と【冥獣の亜神】の【加護持ち】で、魔力から変換した宝石を使ったゴーレム「冥獣」を使役できる。

ペット

主人公が得たアビリティで「使い魔」となったモノたち。他にもスペ星のハインドベアー、カナ美やブラ里のトリプルホーンホース(進化してブラッドホーンホース)や騎獣部隊用のブラックウルフがいる。

クマ次郎(クマじろう)
パンダ。主人公のペットで乗騎。
体長は7メートル。額に生えた1メートルほどの角には特殊な力が宿る。
主人公にマジックアイテム【幼き武装水粘液の粘核入り小瓶】の実験体にされ、胸部に銀核が半分露出されたかたちで埋め込まれている。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。称号【鬼熊王】を獲得。
種族はハインドベアー→鬼熊(オニグマ)→荒鬼熊猫(アラバキパンダ)。
クロ三郎(クロさぶろう)
主人公のペット。
三つの頭があり、口から黒炎と雷を吐く。
クマ次郎と同様に主人公に実験体にされ、胸部に銀核が埋め込まれている。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。称号【黒狼帝】を獲得。
種族はブラックウルフリーダー→オルトロス(双頭狼)→ヘルケルベロス(三頭冥狼)。
熊吉(くまきち)
ミノ吉のペットで乗騎。
大きさは九メートルにもなる。
種族はハインドベアー→鬼熊→鋼鎧大熊(アーマービッグベア)。
タツ四郎(タツしろう)
主人公が【能力・化石復元】で蘇らせた古代炎葬竜(エンシェント・フレメイションドラゴン)。
体長は約80メートルと【知恵ある蛇/竜】としては一部例外を除けばかなりの大型で、【帝王】類にも迫る巨躯を誇っている。

一般団員

五鬼戦隊パラベランジャー
同年代ゴブリン内の5鬼で、ホブゴブリンを経て現在はオーガ(3名)、およびオーガメイジ(2名、内1名はメス)の亜種となっている。12日目の深夜に主人公を襲って返り討ちにあい、下僕となっていた過去がある(その時には6体いたが、主人公が手加減出来ずに1体死亡)。
仲間を守るために努力し更には弱者を救おうとするなど、ゴブリンとは思えない精神構造をしている。主人公を襲ったのも狩りが上手くいかずに飢えていた仲間を助けるため、それでも数で脅して食料を貢がせようなど、ゴブリンらしい短絡であった。
【色彩の亜神】の【加護】持ちで、それぞれ【赤】【青】【黄】【緑(メス)】【灰】の象徴色がある外骨格を身にまとう能力を持ち、其々が属性の違う大剣・槍・ウオーハンマー・弓・鞭を使う。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【五業鬼】を獲得。
ホブ凛→サン凛(ホブりん→サンりん)
同年代ゴブリン。ホブゴブリン・メイジだが、主人公から同年代のオーガや虎人、雷竜人、人間を含めた十人隊長に任命される。かなりのプレッシャーにさらされるが、突きぬけた末に某鬼軍曹的な指揮官となる。その影響か、指揮統率に優れた「半軍曹鬼(ハーフ・サージェントロード)」に存在進化した。
ホブ風、ホブ火(ホブかぜ、ホブひ)
同年代ゴブリン。修業を兼ねた資金稼ぎに大森林を出た際にスペ星、ブラ里のチームに同行。
ホブ水→セイ水(ホブすい→セイすい)
同年代ゴブリン。メス。セイ治と親しくホブゴブリンへの存在進化でクレリック属性に目覚める。修業を兼ねた資金稼ぎに大森林を出た際にミノ吉、アス江のチームに同行。その後、聖光鬼に存在進化した。
ホブ雷→クレ雷(ホブらい→クレらい)
同年代ゴブリン。ボーンネイルガンを使う雌のホブゴブリン。迷宮都市《パーガトリィ》の≪戦に備えよ≫2号店舗でダンジョン・シェルパとして働く。
ホブゴブリンとしてはかなり整った容貌(少なくともベルルフは初めて見たレベル)で固定客の心をがっちり掴む遣り手。固定客の一人・ベルルフとの仕事後に存在進化し、「半天眼鬼(ハーフ・クレイアロード)」となる。
ゴブ爺(ゴブじい)
声 - 飛田展男
群れの最年長ゴブリンで、20年ちょっと生きている。知識がゴブリンとしては異常とも言える程豊富で、アイテムの等級や群れに伝わる薬(毒薬含む)の調合道具を受け継いでいた。
多くの子供を孕ませており、主人公云わく『エロ爺』。
百八十日目に老衰で死亡。
ホブ剣(ホブけん)
27日目に出稼ぎから帰還した年上ゴブリン組の元リーダー。年上組では三鬼しかいないホブゴブリンだった。出稼ぎに出た先で赤髪ショートたちを捕らえて帰って来たが、彼女たちの扱いについて主人公と対立。喧嘩になるが、主人公のアビリティを利用した戦法で敗北。
その後、訓練への参加や捕らえた女性たちに手出し厳禁を言い渡されるが不満を抑えきれず、夜中に赤髪ショートたちを襲ったところを既に察知していた主人公に捕らえられ、同調した年上ゴブリン・7鬼と共に見せしめとして拷問の末に殺された。彼が殺された後に年上グループから6鬼ほどの離脱者が出たのを最後に離反者は出なくなった。
秋田犬(あきたけん) 
コボルド氏族の元リーダーで、秋田犬に似た顔立ち。自分たちの住処である洞窟を拡張工事中に迷宮に行きあたり、そこから出てきたスケルトンによって全滅しかかっていたところを主人公に救われたことで以後、主人公を「殿(との)」と呼び従う様になる。
真名【秋風之辻】を獲得。
【鬼乱十八戦将】に覚醒し、称号【忠犬侍】を獲得。
名前はコボルドリーダー→秋田犬。
種族はコボルド→足軽コボルド→武士コボルド→将軍コボルド。
護衛エルフ(キルエ・シフォン・クラエ&アルエ・サライス・クラエ)
声 - 関根瞳(キルエ)、松岡美里(アルエ)
元エリートエルフの二人(女性)で、ボンクラなエルフ(男性)の身辺警護を仰せつかっていた。実はエルフ12氏族・クラエ家の出身で、エルフだけが精製できる金属・ミスラルを生み出せる、現在はミスラルを生み出せる存在として重宝され、こんな生活もありかも、と最近吹っ切れてきた。
キルエはクラエ本家の3女。アルエは分家筋の娘。
熱鬼くん(イルグレッド)
元帝国軍奴隷部隊員の【煌焔鬼・亜種(ブレイズロード)】。当初は主人公たちを軽く見て傭兵団を乗っ取ろうとしたが敗北。平団員からという扱いになる。
鬼珠を解放することで炎熱を纏う大剣を使い攻撃力がある。肉弾戦好きで主人公からムエタイを仕込まれる。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【煉獄剣】を獲得。
種族は灼熱鬼(フレイムロード)→煌焔鬼・亜種(ブレイズロード)。
風鬼さん
元帝国軍奴隷部隊員の【暴嵐鬼・亜種(ストームロード)】。当初は主人公たちを軽く見て傭兵団を乗っ取ろうとしたが敗北。平団員からという扱いになる。
鬼珠を解放することで疾風を纏う脚甲を使い攻撃速度に優れる。脚グセが悪いが、そこを長所と見た主人公からサバットを仕込まれる。
性別は女性。
種族は疾風鬼(ゲイルロード)→暴嵐鬼・亜種(ストームロード)。
幻鬼くん
元帝国軍奴隷部隊員の【夢幻鬼・亜種(ヴィジョンロード)】。当初は主人公たちを軽く見て傭兵団を乗っ取ろうとしたが敗北。平団員からという扱いになる。漫画版では熱鬼くんと風鬼さんが主人公に対してツンデレ気味なのをフォローしている。
近接戦は苦手だが、高度な幻術を操る。鬼人としては非力だが、主人公からは力を無駄なく使えるよう柔術を仕込まれる。
種族は幻想鬼(イルーシェンロード)→夢幻鬼・亜種(ヴィジョンロード)。
ラムラさん
雷竜人(サンダードラゴニュート)で、雷撃を操る。当初は主人公たちを軽く見て傭兵団を乗っ取ろうとしたが敗北。平団員からという扱いになる。
性別は女性。傭兵団≪戦に備えよ≫が誇る美人六傑の一体。
鈍鉄騎士(スティール・クローバック)
声 - 中島ヨシキ
帝国騎士団副団長だったが、敗れて捕らえられた際に自ら傭兵団≪戦に備えよ≫へ志願した。喧嘩上等な育ちで前団長に負けたことを切っ掛けに騎士団入りしたが、現団長含めて身分とコネで入団してくる貴族のボンボンたちには辟易しており、そいつらを入れるために在団員を異動させられるなど、騎士を辞めることも考えていた。生まれ育ったのも亜人種の多い土地で特に偏見も無く、騎士団入りしてからも貴族や他地域出身者の亜人蔑視を理解できなかったのも浮いていた原因。
赤髪ショートとは師弟関係となるが【魔喰の戦士】【獣騎士】といった職業を獲得して瞳の色が同じになったこともあって主人公から「兄妹のようだ」と評されている。
主人公に深く心服しているが「閑話(121日目〜)」に、セイ治から「(主人公含めて)≪戦に備えよ≫幹部の大半が生まれてから半年も経っていない」と聞いた時には面喰っていた。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【戦鉄獣】を獲得。
スカーフェイス
主人公の【下位アンデッド生成】で創られた存在で、現在は【冥界の竜骨騎士(ブラックアンデッド・ドラグーンナイト)】に存在進化している。
ずっと訓練官役をやらせていて、少々知能が高くなっている。ブラックアンデッド・ナイト(スカーフェイス)とブラックスケルトン・ホースソルジャー二体を【骨結合】と【合成】により改造した。両頭骨の右眼窩に、オーガ時代のミノ吉君との訓練でついた特徴的な十字傷がある。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【殲滅骸】を獲得。
なお、《戦に備えよ》では彼らアンデッド兵が主要な労働力とされており、捕虜は奴隷であっても強制労働は行われない。単純労働をやらせたところで休み不要のアンデッド兵がやるより非効率なため、する意味がないのが理由。
復讐者→陽勇(シグルド・エイス・スヴェン)
かつては王国騎士であったが、故郷の村人や恋人を【大鎧百足】に喰い殺され、復讐を果たすために主人公の配下となる。多少ならず非常識な部類に入る主人公のレベリングと戦闘訓練によって地力を高め、聖戦にて本懐を遂げて復讐を果たした。主人公からは聖戦以降、復讐者改め陽勇と呼ばれており、本来の明るさを取り戻しつつある。
【英雄詩篇[輝き導く戦勇の背]】主要人物(メインキャスト)。
【陽光の神】の【加護】持ち。
【妖炎の魔女】【守護騎兵】【簒奪者】【慈悲の聖女】
【英雄詩篇[輝き導く戦勇の背]】副要人物(サブキャスト)。
剣闘王(ライガー・バゼット)
職業:不明。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【剣闘鬼】を獲得。
女武者(カエデ・スメラギ/住良木 楓)
職業【異界の剣豪】を持つ。
王都にある≪戦に備えよ≫1号店舗の店長をしている。
【鬼乱十八戦将】に覚醒。
称号【桜商侍】を獲得。
≪ソルチュード≫
ガキ大将(ルッツ・バル)、ガキ中将(イーラ・女)を中心とした、元孤児達の実験部隊。

シュテルンベルト王国(通称:王国)

お転婆姫(ルービリア姫)
声 - 稗田寧々[6]
王国の王女。
第一王妃の娘であり、認識した対象の心が読める。
【半人覚(サトリ・ミックスブラッド)】だった始祖王ロルギスの【先祖返り】とされる。【判定の神】の【加護】持ち。
年寄り臭い口調で話すが、世間知らずで我が侭。お忍びで出かけてはトラブルになることもしばしばあり、トリエントで人攫いに攫われたところを少年騎士の依頼を受けた主人公に救出される。
少年騎士(マックール・セイ)
お転婆姫に使える王国騎士。お転婆姫からは「マル」と呼ばれている。お転婆姫のワガママに振り回される苦労人。
主人公の弟子となり、師父と呼んでいる。主人公のアドバイスでメインウエポンを槍に替えてからはめきめきと腕を上げている。
第一王妃
お転婆姫の母親で、王国の第一王妃。
お転婆姫と同じく、人の心が読める。
五大神教の熱狂的な信者だが、その執心ぶりは主人公も引いている。
第一王女(ディアーナ姫)
不死の病:クリシンド病に侵されていたが、エルフの秘薬によって回復した。
帝国次期皇帝の婚約者。
異界の賢者(セージ・ディファレント)
王国に異界知識をもたらして発展に貢献した【異邦人】であり、御年70歳。
専門知識以外は概念を伝えた程度なので、下水道などは無計画な工事によって王国側も把握しきれないほど複雑な迷路と化している。
四象勇者(フォクス・ガルド)
王国の最高戦力。
【水震の勇者】フリード・アクティ。農民出身の二十代男性。「復讐者〈陽勇〉」と同様に加護を得たために王国に取り込まれたが、貴族・王族に対する忠誠心はなく故郷の家族や知人を守ることを第一としている。
【闇守の勇者】アルリッヒ・ティン・アグバー。王国貴族出身の十代女性。第一王妃と同じく五大神教の信者で主人公に対してストーカー行為をしている。
【岩鉄の勇者】ガスケード・バロッサ・メロイ。王国貴族出身の四十代男性。
【樹砦の勇者】フュフュ・アイン。数百歳の女性エルフで、唯一の亜人である。

キーリカ帝国(通称:帝国)

次期皇帝
帝国の皇太子であり、王国第一王女の婚約者。
婚約者の病の治療薬を得るために、エルフの集落がある《クーデルン大森林》へ侵攻した。
多くの犠牲を払いながらも、秘薬を持ち帰る事に成功。
公爵令嬢(ユメイミ・ガーチナ・アーノーコ)
帝国貴族。父親からの命で王国に向かう途中、オークの群れに襲われるが五鬼戦隊に救われる。本人によるとこの時の出会いがその後の人生を左右したとのこと。
八英傑騎甲団(ルガルド・オルデン)
帝国最高戦力の一つ。
  • 序列第二位【黒雲の勇者】クラウドラス・ベルマウストス・グフスタフ。中年男性。【神器】持ち。聖戦にて死亡。
  • 序列第三位【雷鳴の勇者】アルトゥネル・ベアーダ・リッケンバー。男装の麗人。【神器】持ち。≪英勇武踏祭≫準・優勝者。聖戦はどうにか生き延びたもよう。
  • 序列第七位【骸蟲英雄】フィリポ・ベルド・ロッカータ。とある貴族の次男坊。【魔蟲の神】の【加護】を持ち、両目が複眼になっている。ペットに【災害指定個体:大鎧百足(アルティルム)】などが居る。聖戦にて死亡。
帝国との戦争に負け【運命略奪】により従っている英勇
  • 【剛脚の勇者】アンダーソン・ボーキャク。青年。聖戦にて死亡。
  • 【斬糸の勇者】ディオリマス・アイオドス。女性。聖戦にて死亡。
  • 【覇狼英雄】ウォルフ・ヴォルフ。平民出身の中年男性。 熱鬼くんたちと少し因縁がある。聖戦にて死亡。
  • 【砂牛英雄】ヌー・ウシカ。聖戦にて死亡。
観測の神の巫女
詳細不明。

アタラクア魔帝国(通称:魔帝国)

【魔帝(ミルディオンカイザー)】ヒュルトン・ガスクラウド・アタラクア
魔帝国の帝王。男性。
【魔禍召喚帝・亜種(カタスアラードカイザー)】という【召喚術(サモン)】を得意とする種族。《魔界(クリフォト)》に通じる黒い孔を開き、奇々怪々な何かを召喚して戦わせる。
“魔界の天統べる王の五指”【召喚術】により召喚された。天の黒い孔から出る巨大な黒い手。
“堕落誘う白龍王”【召喚術】により召喚された。【魔帝】が【召喚】出来る存在の中でも五指に入る一体。外の世界を視認するための眼球は存在せず、鱗も無ければ毒牙も無い、乳白色のツルツルブニブニとした皮膚が特徴的な二百メルトル程の巨大な龍。万物を糧とする【エネルギー吸収】という能力によって巣と定めた場所から動く事無く生涯を過ごす、“堕落する白蛇ロードムス”が万年生きた果てに到達する存在。
聖戦にて死亡。
【六重将】
  • 第一席【重白将(ヘルビィ・ヴァイア)】次期【魔帝】とされている【魔帝】の息子。聖戦は防衛のため留守番。
  • 第二席【重黒将(ヘルビィ・ブラウド)】ゼムラス・ス・スラムゼ。不定系魔人。性別不明。聖戦にて死亡。
  • 第三席【重翠将(ヘルビィ・ジェリオ)】ファルニア=ヤルゥ。鳥類系魔人。女性。聖戦にて死亡。
  • 第四席【重緋将(ヘルビィ・スカーダ)】バララーク・バラク。金属系魔人。男性。≪英勇武踏祭≫優勝者。聖戦にて死亡。
  • 不明 【重藍将(ヘルビィ・インディゴ)】魔帝国を裏から支えている。聖戦は防衛のため留守番。
  • 不明 【重紫将(ヘルビィ・ヴィオルタ)】【六重将】の中で最も若い。聖戦は防衛のため留守番。

エストグラン獣王国(通称:獣王国)

【獣王(ビーストキング)】ライオネル・ガウロ・エストグラン
獣王国の国王。男性。
種族は【黄金獅子王・亜種(ゴルディアス・ライオンキング)】
聖戦にて死亡。
【獣牙将(ビファログ)】
  • 一牙【地虎牙将(ティグス・ビファログ)】次期【獣王】とされている【獣王】の愛娘。
  • 二牙【雷豹牙将(ボルタ・ビファログ)】チチルタ・ラーチラ。ヒョウ系獣人。男性。自由人。
  • 四牙【黒斑牙将(ブラッチ・ビファログ)】ハイエルダ・ダーフス。ハイエナ系獣人。女性。苦労人。
  • 五牙【剛猿牙将(ゴルリラ・ビファログ)】ゴリ・ゴリーラ。ゴリラ系獣人。男性。脳筋。
  • 六牙【河馬牙将(ヒスポル・ビファログ)】ヒポポ・タモス。カバ系獣人。男性。楽天家。
  • 九牙【猟兎牙将(ヴォビット・ビファログ)】ラビ・トトリ。ウサギ系獣人。少年に見える老爺。腹黒い。
  • 十牙【紅猪牙将(カトボル・ビファログ)】ブラーヌ・ブル。イノシシ系獣人。少女。天然。

ルーメン聖王国(通称:聖王国)

ルーメン十三世
聖王国の当代聖王とあると同時に支配の勇者でもある
聖戦は防衛のため留守番。
【白き誕叡なる救世主(セイヴァー・ザ・ホワイトバース)】アンナリーゼ・ディナ・エインズ・ルーメン
【誕生と叡智を司る大神】の【加護】を持つ十代後半の聖王国王女。【誕叡大神之魂界杖(セフィロスティ・ゼクリオス)】の神器を持つ。
生まれつき不治の難病であったが【救世主・候補(セイヴァー・キャンディデート)】という変わった職業を授かり回復、その後【救世主・候補】が【白き誕叡なる救世主(セイヴァー・ザ・ホワイトバース)】に変わり、自分が【世界の宿敵・飽く無き暴食】を討ち、自身もそこで果てるための存在である事を理解した。
聖戦にて死亡。主人公はある意味「運命の人」だったため、かなりヤんでいる態度だった。
【割断の聖人クリベージ・セイント】ウーリア・デュフネス・サーズ
聖王国貴族出身。
女性でありながら身の丈ほどの長さを誇る両手長剣の【神器】である【割断神之魂剣(クリベルント)】を愛用する。
聖戦にて死亡。
【境界の聖人ボーダー・セイント】イーシェル・ヴォルフシュ・サーズ
聖王国貴族出身。
女性でありながら身が隠せるほど大きな金属盾の【神器】である【境界神之魂盾(ボルダント)】を愛用する。
聖戦にて死亡。
【枢機卿】
聖王国に4人しかいない最高幹部。
  • 【狩猟の勇者】にして【枢機卿】のラン・ベル。三十代前半の美女。【枢機卿】の中で一番若い。弓の【神器】【狩猟神之弓箭(ハルマント・アンルゥオ)】持ち。聖戦にて死亡。
  • 【数式の勇者】にして【枢機卿】のムテージ・ベイドラス・ディノア。老爺。棍棒型の【神器】【数式神之魂改竄棍(アボーガ・ムフェル)】持ち。聖戦にて死亡。
  • 【星読英雄】にして【枢機卿】のアルドラ・オーブス・エスメラルダ。年齢が化物級老婆。水晶型の【神器】【星読神之魂水晶(クリオネルディス・アーク)】持ち。聖戦にて死亡。
  • 【書冊英雄】にして【枢機卿】のイムルスカ・ファレス・トードル。老爺。書冊型の【神器】【書冊神之魂原書(ルーツ・ブライオス)】持ち。聖戦にて死亡。
英勇
聖王国に所属する英勇。
勇者
  • 【天声の勇者】ブランドネス・ダイオル・オルケストル。今は無き小国の音楽一族出身の妙齢な女性。マイク型の【神器】【天声神之魂声機(ヘブンディエス・マイク)】持ち。聖戦にて死亡。
  • 【愛の勇者】ラヴァーズ・アモール。褐色の美女。【神器】持ち。聖戦にて死亡。
  • 【狂気の勇者】クルトゥク・トィクス・アブトラクフ。聖王国貴族の初老男性。聖戦にて死亡。
  • 【円環の勇者】ウロボレアス・リンデル・バウヘルム。聖王国貴族の青年。聖戦にて死亡。
  • 【仮面の勇者】ペルソル・マスクレイド。少数民族出身の青年。聖戦にて死亡。
  • 【毒茸の勇者】マシュルム・ポインズ。少数民族出身の少年。聖戦にて死亡。
  • 【共振の勇者】ハウリデス・デュノア。平民出身の少年。聖戦にて死亡。
  • 【結界の勇者】スペクラン。聖戦は防衛のため留守番。
  • 【料理の勇者】セルバンテス・アルバンテス。平民出身の中年男性。包丁型【神器】【料理神之万能包丁(クッキング・オーナイ)】と鍋型【神器】【料理神之万能鍋(クッキング・オーバン)】持ち。幸か不幸かオバ郎に目をつけられた。オバ郎の説得(脅迫)により≪戦に備えよ(パラベラム)≫に下る。
  • 【聖槍の勇者】ムータロス。故人。聖王国がまだ小国だった時代に大国から聖王国を救った勇者。
英雄
  • 【探求英雄】ハワーリップス・クィリス・アブトラクフ。聖王国貴族の初老男性。聖戦にて死亡。
  • 【悪銭英雄】アクガーネ・タメール・アクドーク。太った中年男性。聖戦にて死亡。
  • 【炎舞英雄】リズミオ・トッテルネン。盲目の青年。聖戦にて死亡。
  • 【鋼殻英雄】メルディ・ベルナ。少数民族出身の少女。聖戦にて死亡。
  • 【魔鳥英雄】ディノバーノ・エインス。平民出身の少女。聖戦にて死亡。
  • 【豊穣英雄】アシュルテ・ムンディボ。恰幅の良い中年女性。聖戦にて死亡。
  • 【飛魚英雄】フラフィ・フィフィル。島育ちの青年。聖戦にて死亡。
  • 【軍象英雄】エレスフォン。聖戦は防衛のため留守番。
  • 【鉄輪英雄】シャイナード。聖戦は防衛のため留守番。
  • 【岩兵英雄】ロックヤード。聖戦は防衛のため留守番。

小国所属の英勇

  • 【爆発の勇者】ボムル・ボボルル。小国の青年。聖戦にて死亡。
  • 【腐浄の勇者】キフス=デナ=エルナ。妙齢の女性。何処かの誰かと雰囲気が似ている。聖戦はアイ腐と共にどこかに消え不明。
  • 【雹雨英雄】アルララ・ラララ。無表情な女性。【神器】持ち。聖戦にて死亡。

その他 

娘さん(メイル・フェールオ・ラインフォール)
クーデルン大森林のエルフの里の住人。森の外に出て商会を営む叔父がいる。
父親エルフの娘。攫われた所を、主人公に助けられる。以後、協力関係を結ぶが≪戦に備えよ≫本拠に開設した温泉保養施設にすっかりハマっている。
アニメ版では巫女を示す「サーラ」(声 - 稲垣好)でクレジットされている。
父親エルフ(エッセバ・フェールオ・ラインフォール)
クーデルン大森林のエルフの里の住人。
エルフの氏族長で、娘さんの父親。大森林を出て商会≪緑矢星郷≫を経営する弟・シュベルスがいる。
アニメ版では里長(声 - 咲野俊介)でクレジットされている。
剣士の青年(ルーク・イルダーナ・エドモンド)
【英勇詩篇[救国を担いし光の御子]】主要人物。
【光の神】の【加護】を持つ。
称号【光剣の勇者】、【光槍の勇者】を獲得。
職業【勇者】、【光槍の勇者】を獲得。
霧壺真弓
主人公の前世においての同僚。強力なサイコキノ(念動力者)。スタイルの良い美女で呑みに出て潰れた際に主人公の世話になる程度には親しいが、実は酔った状態だと念動の手加減が利かなくなる。主人公が保護したのもバカな不埒者が「潰される」のを防ぐため。
桐嶺 葵
主人公の前世において、妹の様に感じ接していた女性。知り合って以来、主人公に対しては仕事先の「別の惑星」まで付いてくるレベルのストーカー行為を続けていた。詳しい理由は不明ながら、それなりに強かった主人公を刺殺。転生するきっかけとなった。

  1. ^ 本編10巻+外伝1巻+暗黒大陸編4巻
  2. ^ 生まれたばかりのゴブ朗を見た時、ゴブ爺に何らかの直感が働いたらしく、「ゴブ王」と名付けようとしたが、さすがに憚ってゴブ朗とされた。
  3. ^ 捕らえた捕虜の内、身分だけで高い地位に付いていた者たちには分体を寄生させ、自由意思を奪われて自爆攻撃に使われたり、スパイとして送り返された。ただし、自らの意思で集団を離れる者は(団内の重要幹部など)よほどの相手でない限りは引きとめはせず、放置することもある。
  4. ^ 人間種に「人型の魔物を喰うように勧める」など、不器用さは人付き合いにも及ぶが、古参の団員や察しの良い者からは「本鬼に悪意はないこと」は理解されている。
  5. ^ 本文にはこう書かれているが、6巻で描かれた挿絵イラスト等では肩を大きく開いた婀娜っぽい花魁風。
  6. ^ ゴブ爺の例(享年20少々)から見て、栄養状態や環境が良くても精々30年ほど。
  7. ^ 主に護衛エルフなど、エルフの里出身者たち。鈍鉄騎士や復讐者も遠征隊に参加する際、隠蔽効果の付与された仮面を着けて行動していた。
  8. ^ 隷属化のアビリティを得るために喰ったアイテムは吸喰能力を持つ主人公でも非常に不味かった。
  9. ^ 正確には異世界の人間の「魂を複製して呼びこんでいる」との事で直接召喚している訳ではない。





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