Re:Monster 作中設定

Re:Monster

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 20:02 UTC 版)

作中設定

国家

≪シュテルンベルト王国≫(通称:王国)
人間中心の国家。亜人の扱いは軽いが鬼人族や吸血鬼など、ある程度人よりの種族はある程度立場が認められている。帝国の同盟国。
≪キーリカ帝国≫(通称:帝国)
人間中心の国家。亜人の扱いは軽い。王国の同盟国。
≪ドゥルーヴァン共和国≫
現在は滅びており、領土は王国・帝国に二分されている。
≪エストグラン獣王国≫
【獣王】ライオネルが治める。詳細不明。
≪アタラクア魔帝国≫
【魔帝】ヒュルトンが治める。詳細不明。
≪ルーメン聖王国≫
人間至上主義を掲げ、24名の英勇を抱える宗教国家。【世界の宿敵】に関する伝承を持ち、脳内アナウンスによってもたらされた【飽く無き暴食】一刻も早い討伐「聖戦」を画策している。
生まれて以来、介護なしには生きていけない難病を患っていた第一王女・メルルナが【救世主・候補】の職業を得て病気を克服、【飽く無き暴食】のアナウンスを経て【白き誕叡なる救世主】となる。

世界詩篇[黒蝕鬼物語]

第三章【詳細不明】

  • 第一節【斧滅大帝の目覚め】

第四章【王国革命のススメ】

  • 第一節【雌伏の時(レビィナ・マス)】
  • 第二節【予兆の陽(ルーラン・ベラ)】
  • 第三節【狼煙の唄(ティラン・チィチ)】
  • 第四節【破喰の牙(グールド・ベラン)】
  • 第五節【毒死の翁(ギルベル・ヂュライ)】
  • 第六節【這終の城(ルル・イエラ)】
  • 第七節【戦火の弾(イブル・バラッド)】
  • 第八節【闘避の馬(トトル・ティロル)】
  • 第九節【斧滅の蹄(アステ・リゥオス)】
  • 第十節【勇戦の儀(カトル・ガトル)】
  • 第十一節【哭滅の鬼(ツェペリア・アポトル)】
  • 最終節【統率の姫(ルービリア・マウクス)】

第六章【神災暴食のススメ】

  • 第一節【神成の鬼(オルゥバ・ロイド)】
  • 第二節【救世の現(セバ・フォル)】
  • 第三節【来竜の言(ブライ・ドゥラン)】
  • 第四節【招来の地(スクリ・ヴォル)】
  • 第五節【伝器の改(キーサ・バーライ)】
  • 第六節【覇宮の道(ルダン・カスイ)】
  • 第七節【武錬の獄(グルク・バンピ)】
  • 第八節【愚者の刃(ウルニード・ザルタ)】
  • 第九節【軍炎の波(ヘルブン・アーク)】
  • 第十節【魔獣の斧(ガイザル・アクス)】
  • 第十一節【救聖の詩(セイバル・カレント)】
  • 最終節【鬼神の宴(ヴァイズ・グニード)】

種族

鬼系

《小鬼(ゴブリン)》
鬼系の種族では最下級に位置する種族。人間の子供と大差ない体格。生物としては貧弱で知能も低く寿命も短い[注 6]。魔法を使える者もごく稀にしか生まれないが成長速度は早く、生まれて3-4日で同種の大人と大差ないくらいまで成長する。
主人公たちの種族は亜種を除いて緑色の肌をもち、自分たちが多種族と比べても然して強くないこともあって基本利己的な性格が多い。時折人里で略奪も行うため「バンデットゴブリン」と呼ばれている。他にも地下洞窟内部を活動領域とし、褐色の肌を持つ「マインゴブリン」も存在する。
主人公(元・人間)の視点から見ると男女ともに大差ない見た目で区別がつかないが、漫画版ではメスゴブリンには頭髪がある(絶対という訳ではなく五鬼戦隊の紅一点はホブゴブリンに存在進化してからメスだと気付いた)。同族同士だと受胎率が低くそもそもメスの出生率が低い、そのため拉致してきた人間の女性を介して繁殖する。
《中鬼(ホブゴブリン)》
ゴブリンから【存在進化】した種族。見た目が人間のそれに近づき、体格も人間の成人程度まで大きくなる。全体的な能力がアップする他、メイジやクレリックの能力を得る者もいる。
《大鬼(オーガ)》
ホブゴブリンから【存在進化】した種族。身体は2メートル以上の巨体となり大きな角がある。能力は戦闘に特化している。メイジやクレリックの能力を持つ者もいるが数は少ない。
《牛頭鬼(ミノタウロス)》
オーガが斧や大剣の扱いに習熟し、腕力や回復力などより戦闘に特化した傾向を以て【存在進化】した種族。大型の個体になると5メートルに達する巨体となる。
《吸血鬼(ヴァンパイア)》
ゴブリンの進化先のひとつ。高いステータスを持つ反面、通常種だと陽光に弱いなどの弱点も多い。
《百々鬼(どどめき)》
ゴブリンの進化先のひとつ。戦闘力は高くないが、全身にある「眼」によって索敵・解析能力に優れる。
《死食鬼(グール)》
ゴブリンの進化先のひとつ。腐敗しかけた肉でも食えるほか、ゴーストなどの霊体も食うことができる。
《鬼人(ロード)》
ゴブリンがホブゴブリンを経て特定の技術・能力に特化していくことで【存在進化】した種族で、身体のどこかに存在する鬼珠(オーブ)と呼ばれる珠や頭部に生えた角以外、幾分大柄になる者もいるが、見た目は人間とほぼ変わらない。一歩手前の「半鬼人(ハーフロード)」も存在し、ホブゴブリンから一度この種に【存在進化】してから鬼人になったり、一度オーガになってから鬼人に進化するパターンもある。鬼珠を解放することで各人固有の生体武器・防具を具現化できる。
《使徒鬼(アポストルロード)》
鬼人種の中でも高い能力を持つ種族。額の中央にブレード状の角をもつほか、主人公のように個体によっては左右に双角を加えた「三本角」をもつ者もいる。
《血剣鬼(ブラッディロード)》
鬼人種の中でも高い近接戦闘能力を持つ種族。名前の通り周囲の血を操り武器に変えることも出来るが、その反面血に酔って暴走しやすい。
《魔導鬼(スペルロード)》
鬼人種の中でも高い魔導行使能力を持つ種族。
《聖光鬼(セイントロード)》
鬼人種の中でも高い治癒回復能力を持つ種族。
《地雷鬼(アースロード)》
鬼人種の中でも高い土属性操作能力を持つ種族。雌雄問わず大柄で筋骨たくましい体型が多い。大型の個体になると4メートルに達する巨体となる。
《天眼鬼(クレイアロード)》
《灼熱鬼(フレイムロード)》
《疾風鬼(ゲイルロード)》
《幻想鬼(イルーシェンロード)》
《半軍曹鬼(ハーフサージェントロード)》

獣系

《豚鬼(オーク)》
直立する豚の様な種族で、「性欲豚」とも称される体力をもつ。基本的にはゴブリン同様に掠奪なども行う種族だが、群れによっては人間と取引を行う程度の知恵はある。
《猪鬼(ブル・オーク)》
オークの上位種。体格や膂力はオーガに劣るが、機動力に優れ人間の【騎士】でも油断すれば圧倒される戦力がある。
コボルド
直立する犬の様な種族で侍的。文字通り「犬の様に」一度心服した相手に忠誠心を持つメンタリティを持ち、【存在進化】することで「足軽→武士→将軍」や「下忍→中忍→上忍」となる。
進化過程で人型に近い姿になることもある。だが、男性しか進化していないのもあるとはいえ揃って強面。それでいて犬耳と尻尾は残っているので、主人公曰く「ヤの付く職業のコスプレイヤーにしか見えない」。
蜥蜴人(リザードマン)
直立するトカゲの様な種族で水場・湿地などに住む。

亜人系

エルフ
長くとがった耳を持つ種族。人間基準からみて非常に美しい容姿を持ちプライドが高い。作中では上位種の《ハイエルフ》は背中に翅をもつ。
ドワーフ
「矮人」とも表記される短躯だが、膂力に優れる種族。鉱石の採掘や鍛冶を生業としその方面では高い知識と技術を有する。友好のしるしとしてウオーハンマーを贈る風習を持つ。
竜人(ドラゴニュート)
竜の角や鱗をもっている種族。竜であるがゆえに全身を堅牢な竜鱗に包まれているため、身体能力は高い。総じてプライドが高く、鬼人同様に《竜珠(スフィア)》呼ぶ珠の力を解放することで能力を高める。「半竜人(ハーフ・ドラゴニュート)」も存在し、竜人よりは竜寄りの外見。

区分け

《亜種(バリアント)》
人間以外の種族で誕生ないし【存在進化】した際に何らかの条件を果たして大神や神、亜神の「加護」を受けた者。加護を持たない者を「通常種(ノーマル)」と呼ぶ。加護を受けた場合、種族由来の弱点が克服されている個体も多い。
《希少種(レアスペシーズ)》
文字通り、非常に稀にしか存在しない種。そのため、絶滅種と並んで亜種と混同されやすい。
《絶滅種(エクスピシーズ)》
かつては存在したが、「存在進化した時点でその個体一体しか存在しない種族」の呼称。
《新種(ニュスペシス)》
今まで存在してなかった種族
《超越種(スペリオリシーズ)》
《現神種(ヴァイシュラシーズ)》

用語

あ行

《イヤーカフス(主人公の分体仕様)》
主人公のアビリティを用いて精製されたミスラル製イヤリング。
つけた人は主人公の能力が反映されて身体能力が上昇するほか、通信の機能を持ち距離に関係なく連絡が取れるなど様々なボーナスがもらえる。
一度付けると主人公以外は外せない。分体から精製されたために主人公はそれを通して監視ができる。元捕虜や外部からの入団者には「隠蔽」や「隷属化」といった機能を加えたものを着けさせている。隠蔽は顔が割れていて生きていることが判明したら揉め事になりかねない者に付けられている[注 7]。隷属化は主人公にとっても忌避すべき事柄なためか、あくまで「保険」である[注 8]

か行

《骸骨百足》《骸骨蜘蛛》
主人公がアビリティを用いて生成した移動道具で普段は馬の無い幌馬車に擬装している。アンデッドを基本にしているため、ほぼ休みなしで移動をする事ができる。
骸骨蜘蛛は団体用の骸骨百足に対して個人用に近いサイズで王都ではタクシー代わりに配備して営業している。拠点では荷物運搬を兼ねた《骸骨トロッコ》も利用されている。
《神々》
《五大神》
作中世界でも宗教の根幹となる存在であり、その加護を得た者も尊宗の対象となる。
  • 【終焉と根源を司る大神】:主人公に加護を与えた存在。
  • 【時空と星海を司る大神】:【異邦人】を招いている存在[注 9]
  • 【誕生と叡智を司る大神】:ルーメン聖王国の第一王女メルルナに加護を与えた存在。
  • 【自然と魂魄を司る大神】:大海のグランド レヴィアタンに加護を与えた存在。
《神》
【風の神】 【光の神】 【山の神】 【冥府の神】 【黄泉の神】 【観測の神】
【嵐の神】 【雷光の神】 【地震の神】 【死海の神】 【再誕の神】 【運命の神】
【腐食の神】 【陽光の神】 【岩鉄の神】 【血の神】 【骨原の神】 【判定の神】
【氷原の神】 【炎滅の神】 【宝石の神】 【魔術の神】 【魔蟲の神】
《亜神》
【疾風の亜神】 【炎の亜神】 【造形の亜神】 【舞踏の亜神】 【戦乱の亜神】 【観測の亜神】
【清水の亜神】 【杖の亜神】 【冥獣の亜神】 【戦獣の亜神】
【色彩の亜神】 【深緑の亜神】 【剣の亜神】 【慈愛の亜神】 【癒しの亜神】
《鬼能(アビリタ)》
人以外の種族でも鬼系の種族が使う能力の総称。
【吸喰能力(アブソープション)】
主人公の持つESP能力。有機物や無機物、毒物でもなんでも吸収して自身の能力にすることができる。ただし能力習得には確率が存在し、喰ったからといって確実に能力を得られる訳ではない。対象が生き物の場合は死後12時間以内、脳や心臓などの重要部位や同じ種類の獲物を喰えば習得の確率が上がる。無機物の類はサイコメトリーに近い物らしく、品質など以上にそれらに対しての「思い入れ」も重要な要素となる。この能力による影響か、主人公は喰う対象に関しては基本的に忌避感がないが、対象の性質によって「味の好み」はある。例として希少度の高いアビリティや、純度の高い力を宿したモノは非常に美味に感じる。
獲得した能力は【アビリティ】として使用され、多重使用することができ、身体能力が飛躍的にあがる。
基本的には自身と同格か、それ以上の存在(もしくは自身の持っていない能力持ち)を喰わなければラーニングはできない。
食べれば食べるほど強くなるチート能力。
《混沌種(ミックスブラッド)》
人間と亜人両方の特性を持った種族。
【職業】を得て【位階上昇】、更には【存在進化】さえも出来る。極めて稀に誕生する種族だが、人と人外双方から疎外されやすく結果として双方の脅威となるため、生まれてすぐに処分される例が多い。

さ行

《自然魔力(マナ)》
自然の生命力そのもの。それを使用することによって、自身の体内魔力を補うことができる。
《詩篇(エピック)》
世界の神秘。前述の《神々》が記したシナリオの様な物で、神々の眼にとまりその加護を受けた者《詩篇覚醒者(エピック・アウェイニング)》が行動し、選択していくことで進行する。
周囲への影響度によっていくつかのランク、世界詩篇、国家詩篇、英勇詩篇、辺境詩篇が確認されている。
【異教天罰(ヘレシー・ネメシス)】【運命略奪(フェイト・プランダー)】
主人公の特殊能力のひとつ。他の《異教徒/詩篇覚醒者(ヘレティックエピック・アウェイニング)》と接触し戦闘状態【終末論・征服戦争(エスカトロジーコンクエスト・ウォー)】に突入すると、戦闘中は能力値が300%増しとなる。勝敗はともかく、相手を支配下に置くことで、その覚醒者が持つ《詩篇》を取り込むことができる。
《職業(ジョブ)》
作中世界において「人間」が取得できるモノで職業に応じた「能力補正」が付き、戦技を覚えることができる。レベル上限(100)に達した際に、より上位の「職業」を取得する【階位上昇(ランクアップ)】が起きる。人以外の種族の【存在進化】と違って爆発的な能力向上は起こらない代わりに複数の職業を同時に取得することもでき、時間をかけて経験値を積めば誰でもそこそこのレベルまで上がる。人間の一部にはレベルによる補正に依存して地力を鍛えることを怠る者もいる。
【英勇】(えいゆう)
神々からの加護を得て【職業・英雄】や【職業・勇者】を獲得した者たちの総称。
個人の能力値と強化可能な味方の数に差があり、「勇者」は個人の能力・味方の強化率が高い代わりに強化できる味方は精々10人。「英雄」は個人の強さ・味方の強化率もそこそこながら、100人を超える味方を強化・制御(悪く言えば「支配」)できる。
人間種としては桁違いの戦闘力を持つため、加護持ちであることが判明すると強制的に国家に囲い込まれることになる。
【鬼子の聖母(モーニング・マドンナ)】
鬼種の子を産んだ女性が得る職業で出産や育成に関して補正が付く。厳密には「女性側の同意を得て出産した場合」という条件が付き、≪戦に備えよ≫内では赤髪ショートたち以外の繁殖奴隷役の女性でも取得した者がいる。
《神迷遺産(アーティファクト》
神代ダンジョンから得られたアイテムで、神の遺物とも言われる。
【粗悪(インフェリオリティ)】【通常(ノーマル)】【希少(レア)】【固有(ユニーク)】【遺物(エンシェント)】【伝説(レジェンダリィ)】【幻想(ファンタズム)】級に分類される内、遺物級以上の物を指し、所有者がランクアップないし力を注ぎ込むことでより上位のアーティファクトに進化することもある。
遺物級以下であっても固有級なら一国の国宝として扱われることもある。
《現神器(ヴァイシュラーダ)》
「現神種」と呼ばれる個体が【伝説(レジェンダリィ)】以上のアーティファクトに力を注ぎこむことで誕生する。アイテムとしてのランクもさることながら、アイテム自体が半生物化しているものも存在する。
《精霊石》
精霊の力が宿っている石。「火精石」「水精石」「雷精石」などがあり、火種や飲み水、電力が確保できる他、鍛冶師等職人の仕事にも使われ、武器や道具に組み込むことでも効果を発する。
【世界の宿敵(ワールド・エネミー)】
作中世界において過去に二回発生し、規格外の進化を果たした末に世界中に被害をもたらした存在。主人公の【飽く無き暴食(ザ・グラトニー)】は千五百年前に現れた【果て無き強欲(ザ・グリード)】、八百年前に現れた【死に至る怠惰(ザ・スロウス)】に続いて三体目となる世界の宿敵である。
主人公の持つ【飽く無き暴食(ザ・グラトニー)】は吸喰能力の上位互換の様な物で喰った対象の能力やエネルギーを取り込む事ができる。
《戦技(アーツ)》
職業を得た人間のみが使えるとされるものだが、主人公はラーニングしたアビリティから発動させることが出来る。
発動に魔力を消費する場合もある。上位戦技の場合、人間には負荷が大きく連続して使用できないものもある。
《選定の刻印》
主人公がオーガ、使徒鬼と存在進化していった結果。配下の身体に刻まれはじめた刺青上の紋様。刻まれた者によると「紋様から力が湧いてくる」とのこと。
《存在進化(ランクアップ)》
作中世界において「人間以外の種族」がレベル上限(100)に達した際に素養のある個体が上位種へ進化すること。進化の傾向は基本的に本人が鍛えた能力に基づくものになる。
本来は、相応に高い能力を持つ個体が数年かけてレベルを上げても起きるかどうかという現象だが、主人公の得た詩篇や能力の影響で≪戦に備えよ≫メンバーの進化率は異様に高い。
進化直後は全身に漲る力による万能感があり(主人公曰く「何でもできると感じるが、実際はそうでもないという落とし穴」)、普段は冷静な者でも浮かれ気味になる。

た行

《体内魔力(オド)》
体内に宿る力であり、魔術を行使する際には最初のキーとなる。種族や個々人の力量によって内在する量に違いはあるが、使い果たすと魔力欠乏症となり意識を失う。
《ダンジョン》
神々が自身の神力を誇示して人々から崇められるようにするために造った建造物。地形、環境、モンスター等が神々の司る力を象徴したものになっている。神の数だけダンジョンは存在してるといってもよい。
【神代ダンジョン】、【派生ダンジョン】などの等級がある。
【神代ダンジョン】には、【大神級】、【神級】、【亜神級】とランクがあり、【大神級】は世界に五つしか存在しない。攻略する方法は造りだした神によって差異があり、単純な武力のみでできる物ではない。
【迷宮略奪・鬼哭異界】
主人公の特殊能力のひとつ。攻略した迷宮の支配権を奪い自身の所有に替えることができる。
《使い魔(ファミリア)》
【職業・魔物調教師(モンスターテイマー)】によって飼いならされた魔物。調教師本人含めて2名まで主人を指定できる。

な行

《忍法》
妖術から派生した特殊技法。

は行

《白銀の義腕(アガートラム)》
主人公が《ベルベットの隠し宝物殿》において発見した【伝説】級《神迷遺産(アーティファクト》。
【武装殺し(アームブラスト)】【魔法殺し(スペルブラスト)】【属性反響(アトリビュトエコー)】などの能力を持ち、装着者に合わせて【自己進化(セルフエボリューション)】する機能がある。痛覚はないのに触覚はある謎アイテム。
《フレムス炎竜山》
魔帝国と聖王国の間にある神代ダンジョンのひとつ。245日目に主人公たちによって攻略された後、【迷宮略奪・鬼哭異界】によって《鬼哭神火山》となる。ダンジョン内のポスモンスターは主人公の影響を受けて身体に黒い色が入っている。破壊されても自動修復するため、オバ朗やミノ吉たち≪戦に備えよ≫幹部たちの訓練場としても利用されている。
三つの派生ダンジョンが存在する最寄りの迷宮都市《ラダ・ロ・ダラ》に≪戦に備えよ≫の子会社――迷宮商会≪蛇の心臓(コル・ヒドレ)≫が設立されている。
《ベルベットの隠し宝物殿》
クーデルン大森林の地下に存在した迷宮。非常に大規模で大森林内で地下を掘り進めると高い確率で行き当たる。古の魔術師ベルベットの墓所でもあり、ベルベットが造り出した人工精霊・カーバンクルのリターナが管理していた。
30〜40日目に侵入してきた冒険者によって手傷を負ったリターナから「侵入者の排除」を依頼され、達成した主人公に全ての宝物が譲渡された。失った左腕を補う銀腕【白銀の義腕(アガートラム)】を始めとした優れたマジックアイテムを獲得し、群れの戦力を確固たるものとする。
《ボーンネイルガン》
主人公が開発した遠距離攻撃武器。「能力・アンデッド生成」で作り出したブラックスケルトンのパーツを組み合わせてあり、黒骨状の矢(弾丸)を自己生成する。
改良した「ボーンネイルライフル」も造られた。

ま行

《魔術》
魔法の一種。
【呪文(スペル)】【体内魔力制御(オド・コントロール)】【外界魔力精密操作(マナ・オペレーション)】の3つの要素で成り立っている。
第一階梯(最低ランク)から第十階梯(最高ランク)までを神が定めている。第一階梯でも人間やゴブリン程度なら複数を纏めて殺傷でき、第三階梯ともなればオーガでも確実に致命傷となる威力がある(主人公は各種耐性を備えていたため、ある程度は耐えることが可能)。第五階梯を超えると単独で街を滅ぼすことが可能な威力を発揮する。
現在、【終焉】【炎熱】【水氷】【深淵】【雷光】【風塵】【樹葉】【混合】系統が確認されている。
《迷宮運送業者(ダンジョン・シェルパ)》
迷宮都市パーガトリィの≪戦に備えよ≫2号店で営業されている業務。収納機能をもつマジックアイテムを持って客に同行、ドロップアイテムを回収する。戦闘には積極的に参加はしないが、未熟な冒険者の教官役も務める。顧客に対しては武器や装備(本拠の鍛冶師が練習で作った物や回収品を修復した物)の貸出も行っていて決して安価という訳ではないが、パーティを組んで迷宮に潜るよりは身入りが良い(パーティだと稼ぎは頭割な上、何割かは共通の消耗品等の購入費に回される)。

や行

《妖術》
魔法の一種で、敵に状態異常を付与するものが多い。魔術と同様に系統があり、【水氷】系統を確認。

  1. ^ 本編10巻+外伝1巻+暗黒大陸編4巻
  2. ^ 生まれたばかりのゴブ朗を見た時、ゴブ爺に何らかの直感が働いたらしく、「ゴブ王」と名付けようとしたが、さすがに憚ってゴブ朗とされた。
  3. ^ 捕らえた捕虜の内、身分だけで高い地位に付いていた者たちには分体を寄生させ、自由意思を奪われて自爆攻撃に使われたり、スパイとして送り返された。ただし、自らの意思で集団を離れる者は(団内の重要幹部など)よほどの相手でない限りは引きとめはせず、放置することもある。
  4. ^ 人間種に「人型の魔物を喰うように勧める」など、不器用さは人付き合いにも及ぶが、古参の団員や察しの良い者からは「本鬼に悪意はないこと」は理解されている。
  5. ^ 本文にはこう書かれているが、6巻で描かれた挿絵イラスト等では肩を大きく開いた婀娜っぽい花魁風。
  6. ^ ゴブ爺の例(享年20少々)から見て、栄養状態や環境が良くても精々30年ほど。
  7. ^ 主に護衛エルフなど、エルフの里出身者たち。鈍鉄騎士や復讐者も遠征隊に参加する際、隠蔽効果の付与された仮面を着けて行動していた。
  8. ^ 隷属化のアビリティを得るために喰ったアイテムは吸喰能力を持つ主人公でも非常に不味かった。
  9. ^ 正確には異世界の人間の「魂を複製して呼びこんでいる」との事で直接召喚している訳ではない。





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