M6トラクター 各型

M6トラクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 17:44 UTC 版)

各型

T22
重砲牽引型の試作車。
T23
高射砲牽引型の試作車。
M6
T23を制式化した量産型。1,235両生産。
T9S
T22 / M6に吊下げ能力20トンの回転式クレーンアタッチメントを搭載した重工作機械型の試作車。試作2両のみ。

脚注・出典

注釈

  1. ^ なおこの場合の「高速」とは、従来の“馬で牽引すること”に比べて迅速に牽引できる、という意味である。
  2. ^ この他の“7 / 13 / 18 トンの車重を持つ高速牽引車”は、1941年から1942年にかけてそれぞれ として完成した。
    ただし、M2は実際には航空機牽引用として使われており、野戦における砲牽引車としては使われていない。
  3. ^ G-number. List of the United States Army weapons by supply catalog designation(英語版)
  4. ^ “エクスカベーター(excavator)”とは「掘削機」の意で、ショベルローダーなどとは異なり掘削作業のみを行う(運搬や積載は行わない)ものを指す。
  5. ^ M31 戦車回収車(M3中戦車の回収車型)の車体を用いたM33 砲牽引車(M33 Prime Mover)、M10 戦車駆逐車の車体を用いたM35砲牽引車(M35 Prime Mover)及びM32 戦車回収車(M4中戦車の回収車型)の車体を用いたM34 砲牽引車(M34 Prime Mover)の3車種が生産されている(ただし、M34は実戦ではほとんど使用されていない)。
    “PrimeMover”とは直訳すれば「原動力」だが、ここでは「動力付牽引車」を意味する。これらの車両を英語的に正確に表記する場合は「full-tracked artillery prime mover(全装軌式動力付砲兵牽引車)」となるが、軍事用語としては単に“PrimeMover”とのみ書かれることが多い。
  6. ^ トラッククレーンは掘削バケットを装着して射撃陣地の構築作業にも用いられた。
    これらの作業を、装輪式のトラッククレーンではなく牽引車と同一の車台を用いた車両で行えるべく開発されたのが前述のT9S 掘削装置であるが、既述のようにT9Sは制式採用はなされなかった[2]
  7. ^ M2は砲身と駐退機を、M3は砲架と砲脚を搭載する[5]

出典

参考文献

  • スティーブン・J・ザロガ:著/平田光夫:訳『オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の戦車イラストレイテッド36 M3リー&グラント中戦車 1941‐1945』(ISBN 978-4499229586) 大日本絵画 2008年
U.S.ARMY Technical manuals
  • SNL G184






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