A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢- 用語

A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 21:31 UTC 版)

用語

インレの翼
ガンダムTR-6[インレ]の上半身を構成するガンダムTR-6[ファイバーII]を指す。しかし、単に「インレ」や「ガンダム・インレ」と呼ばれることが多い。本記事では「インレの翼」で統一する。
アリス親衛隊
アリシア・ザビのクローン強化人間6名で構成され、ガンダムTR-6[キハールII]に搭乗する。クローンの特性を活かして、各機を同調させての攻撃をおこなう。肉体も強化されており、華奢な身体でMSのコックピット・ハッチをこじ開けるほどの怪力をもつ。なお、アリシアのクローンはほかにも多数、レジオン本拠地(フレッド曰く「アリシアの繭」)内部でコールドスリープ状態に置かれている。
エレノア(監視衛星)
ファイバーIIの主兵装であるビグウィグ・キャノンIIを転用した[5]強力なビーム砲(エレノア砲)をもつ、火星の監視衛星。「オメガ逃亡事件」以降、火星での飛行はアリシアとアリス親衛隊以外は禁止されており(さらにキハールIIは宇宙用ではないため、実質的に宇宙に出られるのはアリシアのみ)、禁を破って飛行すれば本衛星により狙撃される。MSによるジャンプも禁止されている。同名の少女が生体ユニットとなり、操っている。
うさぎ狩り
レジオンの刑罰のひとつ。罪人をMSに乗せ、アリシアおよびアリス親衛隊の攻撃から30分逃げ切れば無罪放免とされる。ただし、前述の通り罪人側のMSは飛行およびジャンプができないため、事実上の「見せしめ」である。
SSD
「スターシップダウン (Star Ship Down)」の略。エゥーゴの拠点のひとつで、地球の衛星軌道上に位置する基地。宇宙ステーションと小惑星が結合した形となっている。ティターンズが複数のインレを地球上のあらゆる場所へ瞬時に発進・展開できる専用の宇宙駐機ステーションとして[6]極秘裏に建設していたが、グリプス戦役終結後に接収される[7]。インレの下半身を構成するガンダムTR-6[ダンディライアンII]を保有し、研究をおこなう[8]。火星にも届くラジオ放送を発信している。
ブラックヘアーズ (BLACK HARES[8][注 1])
「A.O.Z Re-Boot Special issue」に登場(『くろうさぎのみた夢』に直接は未登場だが関連あり)。ティターンズ内の特殊チームで、ジャミトフ・ハイマン大将直属で極秘任務をおこなう秘密部隊[8]。部隊名は「黒い野ウサギたち」を意味し、ティターンズ・カラーをさらに強調するかのような漆黒を部隊カラーとし、所属部隊を偽装するためにT3部隊のマーキングがほどこされている[8]。特殊任務を遂行するために新兵器が優先的に配備され、作戦で得られた各種運用データはBUNNyS(強化人間人格OS)の開発に活かされている[8]
ジャミトフが暗殺されたあと、本部隊を率いるトリスタンパプティマス・シロッコによるティターンズ掌握に反発し[8]、これに同調するティターンズ派閥を束ねて多数の戦力を手中に収め[11]、TR兵器による地球への核攻撃の命令に従わず[8]火星に落ち延びる[11]。このことが、ティターンズ敗北の一因となったともいわれる[11]
なお、保有していたガンダムTR-6[ウーンドウォート]ジム・クゥエルは、火星でレジオンに奪われたあとも漆黒の部隊カラーのままで運用されている(マーキングのみ変更[12])。

注釈

  1. ^ "hare"は「野ウサギ」の意。初出時は "BLACK HEARS"と誤表記され[9]、その後も踏襲されることがある[10]
  2. ^ 同行者から「火星に着いて早々に」と言われており、いったん火星を離れていることが窺える。
  3. ^ キシリア親衛隊の一員としてギャン系MSに搭乗していたとも言われる[23]

出典

  1. ^ a b c d e f 第1巻、111-112頁。
  2. ^ a b A.O.Z Re-Boot Special issue #3”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2023年6月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e 「A.O.Z Re-Boot Vol.52」『電撃ホビーウェブ』KADOKAWA
  4. ^ 第1巻、150頁。
  5. ^ a b c A.O.Z Re-Boot Special issue #2”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2022年10月21日閲覧。
  6. ^ 『電撃ホビーマガジンスペシャル アドバンズ・オブ・Ζ ~ティターンズの旗のもとに~ Vol.6』メディアワークス、2008年2月15日、29頁。ISBN 978-4-8402-3780-2 
  7. ^ A.O.Z Re-Boot Vol.78”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2023年5月22日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i A.O.Z Re-Boot Special issue #1”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2022年12月7日閲覧。
  9. ^ A.O.Z Re-Boot Special issue #1”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月7日閲覧。
  10. ^ A.O.Z Re-Boot Special issue #3”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2023年6月16日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i 第2巻、142頁。
  12. ^ HG 1/144 ガンダムTR-6[ウーンドウォート]サイコブレードカスタム (A.O.Z RE-BOOT版)(特集ページ)”. プレミアムバンダイ. BANDAI SPIRITS. 2022年10月5日閲覧。
  13. ^ a b c d e 第1巻、151頁。
  14. ^ a b c d e 第1巻、152頁。
  15. ^ a b c A.O.Z Re-Boot Vol.67”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2020年5月13日閲覧。
  16. ^ 第4巻、111頁。
  17. ^ A.O.Z Re-Boot Vol.25”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2016年6月30日閲覧。
  18. ^ 第4巻、109頁。
  19. ^ a b 「A.O.Z Re-Boot Vol.07」『電撃ホビーマガジン』2014年7月号、KADOKAWA。 
  20. ^ a b c A.O.Z Re-Boot Vol.75”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2022年9月30日閲覧。
  21. ^ a b A.O.Z Re-Boot Vol.70”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2022年2月21日閲覧。
  22. ^ a b A.O.Z Re-Boot Vol.74”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2022年9月16日閲覧。
  23. ^ 「A.O.Z Re-Boot Vol.22」『電撃ホビーウェブ』KADOKAWA





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